イン・ザ・プール

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4851
レビュー : 1089
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163209005

感想・レビュー・書評

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  • プール依存、屹ちっぱなし、ケータイ中毒。少々変わった心因性の不調を抱えた患者たち。彼の主治医は、色白で太っててエキセントリックな精神科医・伊良部一郎。ハチャメチャな診察だけど最終的には治ってるんだから、実は名医なのかも?!(笑)面白かった!

    「イン・ザ・プール」「勃ちっぱなし」「コンパニオン」「フレンズ」「いてもたっても」

  • 伊良部さんはゴッチャゴチャなのに病気を治してしまう・・・。

    あれって『作戦』なのかなぁ?

    ホントに何者なんだろ??

  • 自意識過剰、神経過敏な現代人と少し前の時代には、
    存在したかもっていうハチャメチャな医者との連作集。

    一体どっちが医者で患者なのか?わかんなくなるとこが
    いいかんじです。

    読み進めていくと、あまりにも自分を追い詰めるというか、
    ほんと自意識過剰な自分がいたりしますね。

    もっとラクに生きていいはずなのに。
    いつのまにか、窮屈な生き方してる、させられてる、
    一体に誰に。。。結局自分に???

    とか考えると、また自意識過剰に戻るか(苦笑)

    テレビ的でもあり、基本エンターテイメント作品だと思いますが、ドラマ化は難しいでしょうね。その方がいいです。

    奥田 英朗氏の作品は初でしたが、またひとり楽しみな作家が
    増えました。

  • 「いらっしゃ~い」&「明日もきてね」 医者に言われたくはないな(笑)
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/8541094.html

  • 同僚が貸してくれたけど結構面白かった。さまざまな理由で同じ病院の神経科にかかる主人公たちのいろんなお話。当事者視点で読んじゃうから、まさに「狂うということが具体的にわかった気がした」。いわゆる異常者(?)てとっても自然になりえるんだなぁと。次『空中ブランコ』いってみよー。

  • 081124

    伊楽部先生、こんな人が現代には必要だと切実に思いました!
    純粋に面白い。

    患者はそれぞれ症状が違うけど、
    自分にしかわからない悩みが誰にだってあるんだろうな。

  • 迷医のようで名医なのかもしれない、精神年齢低めの精神科医・伊良部。
    注射以外の仕事をしていなさそうな露出好きの看護師・マユミ。

    伊良部総合病院の神経科に訪れるクセの強い患者たちと伊良部先生の交流の話。

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    プールで長時間泳ぎたくてしょうがないサラリーマンとか、ケータイがないと不安になる高校生、家が火事になっていないか不安でしょうがないルポライター。
    みんなおかしな人たちばかりで笑いながら読んだけど、自分にもこういうところあるよな、と感じる部分もそれぞれにあってヒヤッとしたりもした。
    ジム行かないと身体がダメになっちゃう、家の鍵締め忘れた気がする……みたいな強迫観念は自分も持っている。
    どこからが病気なんだろう、線引きは難しいな。
    伊良部先生が言うように、実害が無ければオッケーなのかもしれない。


    患者と一緒に遊んだり、自分勝手な要求を患者にしているうちに解決する伊良部先生のキャラクターは最高。
    やりたい放題やってるマユミさんはもっと最高。

  • アニメ「空中ブランコ」の原作
    アニメも面白かったが、これも面白い

  • サクサク読めちゃった!伊良部先生が凄くイケメンのカッコよすぎる男だったら、ハマってたな(^^;;どの章の患者さんも、有り得る症状だったから何か怖かった。伊良部先生のやり方は、凄く納得いくわ~。口に出す言葉は軽いけど、奥が深いんだよね。最後は患者が前向きになれるから読んでいて気持ちいい。悩みや過去を聞く事は何の役にも立たない・・・に1票!て感じです。「ぐふふ」て笑うとこだけ、引いてしまうわ。あの注射・・・ナンダロウ(笑)

  • 短編集です。

    精神科医 伊良部医師シリーズの第1弾。

    奇想天外の診察!?ストーリー。

    めちゃくちゃなことを言っている中にも本心を突いたことを言っている場合もあるが・・・偶然だったりして。

    伊良部のキャラで一気読みです。

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『家日和』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』『ヴァラエティ』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。

「2019年 『ヴァラエティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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