世界クッキー

著者 :
  • 文藝春秋
3.62
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本棚登録 : 801
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163712901

感想・レビュー・書評

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  • 『夜のなかに見えるもの』という一編が特に好きでした。涙がぽろっと出そうな感じ。

    川上さんにかかると、世界が今までとひと味違って見えてくるのが不思議。心地よいです。

  • 川上さんのエッセイ初読み。装丁・イラストが凄く可愛い。彼女の独特の感性がぎゅぎゅっと凝縮されたエッセイ。彼女は作家である以前にアーティストなんだなぁと思った。2011/632

  • 装丁がべらぼーにかわいい。
    川上さんは妙齢の女性らしいチャーミングさと、
    ハッとする感受性・表現を不思議なバランスで持っている人。
    そして「言葉」に対してとても真摯な人なんだなと思った。
    「肛門期」の話は純粋に笑いました。

  • ロボコンのところよかった

  • 「青」という字がちっとも青でないという件が好き。

  • 図書館にてジャケ借り。
    感覚が似ている気がするとゆーか、好みがリンクする部分もあって、ニンマリ笑ったり、、きっと同世代だなーと思ったらビンゴー。面白かったです。

  • 宝石箱みたいな一冊

    もっともっとこのひとの頭の中を覗いてみたい

  • この著者の本は初めて読んだ。
    大阪弁と古風な日本語を織り交ぜたような独特の語り口。大阪弁に普段囲まれて生活している私にとっては割ととっつきやすい文体ですが、そうでない文化の人にとってはちょっと苦痛かも…(笑)
    色んなモノゴトについて書かれたエッセイ集。言いたい事は何となく…わかるような、わからないような、でもそんな読後感も嫌いじゃない。
    装丁と挿絵がとても素敵。

  • 確かこの本は「2010年最初に買った本」じゃなかっただろうか。読むのにほぼ丸三年かかってしまった・・・。つまらない本だった。だいたい、日本語が変。

  • 語り口調は難しめですが、サバサバしていて好きです。
    ことばのふしぎの“選択”の部分が印象に残りました。
    起こることと起こすことの境目は曖昧で、大事なのはその出来事に自分がいかにちゃんと関われているか、という部分が好きです。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。2019年、長編『夏物語』で第73回毎日出版文化賞受賞。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著書多数。その作品は世界40カ国以上で刊行されている。

「2021年 『水瓶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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