- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163712901
感想・レビュー・書評
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語彙力が豊富なので日常でふと思った事でも文章に出来るのは流石に作家だと思う。関西弁と古語と現代語を組み合わせている文体。慣れるまでは読みにくいが慣れるとおもしろく読める。装丁が良いです。
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装丁とタイトルが気になって手に取った1冊
とっても不思議な感性の人なんだなぁ
私が、というかほとんどの人が考えたこともないような
この世界に対する根本的な疑問とか
誰も気に留めないような些細なことに対して
考えたことをつれづれと書いているというか
文章のリズムやなんかはまるで子分を読んでいるかのよう
実際ちょっと読みにくいけど、この内容を綴るには
この文体が合っているような気がする -
言葉に、文字に、音に、空気に敏感で、想像力が凄まじい。川上さんの脳をもって世界を見るときっと全然違って見えるんだろうと思うととても羨ましいと同時に、あまりに繊細になりすぎて私の頭はパンクしそうだとも思う。
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川上未映子という人物の思考がすこし垣間見れるきがする本。大阪弁でリズムもよくって、心地よく読める。
エッセイで、短い話がぽんぽん書き綴られているが、そこも読みやすくってよかった。
女性らしい文体で、柔らかさのある作品だった。 -
ほのぼのしてくすっと笑えて、時々毒も感じる随筆集。
馴染みのある大阪弁が心地よい。 -
2015/5/28 読了
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ちゃんとみなかった私が悪いんです。
エッセイだった。
装丁が可愛すぎて思わず手に取ってしまった。
今読書をしてなかった期間を取り戻すべく焦って本を読んでいて、できたら好きなのばかり、できたら小説ばかり読みたいと思っていたので、エッセイは今は読んでられなかった。 -
川上未映子さんのエッセイ。言葉遊びの神髄がこのエッセイに込められている。ラフで気負ってないのがいい。そして大久保明子さんの装丁だよ!カワイいのなんのって。川上さんの本は大概装丁が素敵ですよね。
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エッセイ集。
笑えるところは少なかったけれど、
独特の言葉選びがおもしろくて、
やっぱり好きだなぁと思ったのでした。