あまからカルテット

著者 :
  • 文藝春秋
3.69
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本棚登録 : 1664
感想 : 284
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163809007

感想・レビュー・書評

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  • こんな友だち欲しいな

  • 「恋する稲荷寿司」
    タイミングを逃し。
    手がかりとしては少なすぎる情報だったが、決め手が口コミとは意外な結果だったな。
    自分の力ではないと思ってしまうだろうが、皆を動かしたのは自身の人徳なのではないか。

    「はにかむ甘食」
    酷評ばかり書かれ。
    どんな風に思われているのか気になるだろうが、深追いし過ぎるのはよくない事だな。
    誰しも完全なオリジナルを作るとなると、この世の中の全てを知らなければ不可能だろう。

    「胸さわぎのハイボール」
    男女の友情なんて。
    相手の弱いところに漬け込むのはいいが、恋人がいるなら傷付ける覚悟は必要だろう。
    忙しくて擦れ違っていたとしても、本当に大切に思っているのなら直ぐにやめるだろうに。

    「てんてこ舞いにラー油」
    仕事と家事と他に。
    何もかも完璧にしようとしたら、どれだけ出来る人だとしてもパンクしてしまうだろ。
    半年もの間、音沙汰も何も無い状態で確認もせずに置いていくのは流石に良くないだろう。

    「おせちでカルテット」
    連絡付かず雪の中。
    窮地に陥ってしまっても、支えになるものや強みがあるからこそ頑張れるのだろうな。
    喧嘩をするのがいいわけじゃないが、本音でぶつかり合うことは大切なのかもしれないな。

  • あら捜しやケチを付けるために読むようになりそうだったので途中でやめた。

  • すごく美味しそうでしたね!
    あと4人のエピソードがどれもほっこり出来て心穏やかに読めます。癒しを求めてる人におすすめ。

    一番はやっぱりお稲荷さんかしら。3個180円ってお安いですよね??食べたくなりました。

    咲子・満里子の恋の行方も気になるので、後日談読みたいなぁ。

  • 友情って良いなって思った
    でも話が出来すぎていて、実際はこんな上手くはいかなそうって思ってしまった。20代の頃に読んでたら違ったのかも。
    おいなりさん食べたいな〜

  • 「1人でもできるから4人でできる」って素敵。こういう親友の関係は女性ならではなのかなと感じました。

  • 若い時に読めば、あるあるだったかも?

  • 少女漫画っぽい。私は今一つ物足りなかった。

  • 女同士の友情。いいなぁ。と憧れながら読んだ。楽しい気持ちになれた。

  • 女4人の友情と、少しの推理。美味しそうな食べ物の描写が半端ない。高須許すまじ。雪子滅せよ。友情よりも優先するものが時と場合によっては存在するのが、あるあるー!と思えて面白かった。

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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