- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163916460
感想・レビュー・書評
-
哲代おばあちゃんが、健康で長生きするための秘訣を教えてくれます。意外だったのが、102歳になれば悩みとか無いのかなぁと思いきや、悩むことも頭に来ることもあるとのことでした。
やっていることは簡単なことばかり。それを楽しみながらコツコツ続ける事が大切だと学びました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生100年時代。苦労して生きてきた人の生の声には説得力があった。
楽をしようと思えばいくらでも出来る時代に、そうはせずに毎日を丁寧に生きる。
出来るようで出来ない事をコツコツとやるという事。
見習わなくてはいけない事がたくさんあった。
とりあえず私も、いりこ出汁の味噌汁を作ってみようと思います。
哲代おばあちゃんの毎日が末永く続きますように。 -
159ページ
1400円
1月13日〜1月13日
102歳で一人暮らしをしている哲代さん。畑仕事やご近所さんとのおしゃべりをしながら、日々懸命に過ごす哲代さん。老いるとできないことが増えて、心がふさぐ日もあるけれど、心をご機嫌にして、心も体もさびない哲代さんのありのままの生き方が描かれている。
嫁いでから、子どもができずに悩んだこと、夫を亡くして寂しいことなど、辛くて悲しいこともある中で、くよくよ考えずに毎日自分のペースで生きている哲代さん。そのありのままの哲代さんに、憧れを抱く。「できなくなったことは追わずに、くよくよしない。できることをいとおしんで、自分を褒めて、まだまだやれると自信に変える。」 -
いつまでも楽しく生きたいなと思った。
-
表紙に惹かれて、購入しました。
人の良さ、性格、そぉいうものが顔に現れてて 、思わず表紙を撫でてました。
文章もとてもお上品で、好きです。
読むと、元気と穏やかな気持ちをもらえる、大好きな本です。 -
明るく健やかに人を大切に生きる姿に頭が下がる。
あの時代に農家に嫁ぎ、子供を授からなかったということは想像を絶するくらい辛かっただろうと思う。
「あの家には子どもがおらんけん」と陰口を言われたくないという思いから小学校の教員の仕事、仕事から帰ったら農家の仕事や家事を一生懸命にやるというのはどんなに大変だったことだろう。
教員の仕事という自分の生きる場所がちゃんとあったから家でも頑張れたというのは心に残った。
99歳の時に書かれた文章に夫へ子供ができなかったことを謝る箇所がある。
当時は不妊治療などがなかったので分からないが、もしかしたら哲代さんが原因ではなかったかもしれないのに、99歳になってもなお心に影を落とすということは胸が張り裂ける思いだ。
ないをナイチンゲールと言い換えるのが面白くて笑ってしまった。
自分も使おうと思う。
あと、哲代さんの作った柏餅食べたいなぁ。 -
こんなおばあちゃんになりたい!!!
明るく元気に健気に生きている。でもその背景にはたくさんたくさんの苦労があった。
てつよおばあちゃんみたいな心意気で人生歩みたい。 -
一旦寝たら朝まで一度も起きないとは、凄い。本当に健康な方なんだろうなと思う。
前向きな中にも寂しさが垣間見えるが、上手にコントロールされていてまさに見本となる方だなと思った。 -
歳を取ることが怖くなくなる?
-
いつまでも元気に生活するためには、自分でできることは継続し、かつ、人との交流を欠かさないことだと改めて認識しました。
「錆びない鍬でありたい」、とても素敵な言葉です。
生きていれば色々な経験をしますが、人生の最後の瞬間に、生きてきた意味があったと思えるよう、過ごしていこうと思いました。