102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163916460

感想・レビュー・書評

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  • 大変 読みやすくて一気読み。
    ふくよかな顔立ちで満面の笑顔のなんと素敵なこと。こちらまで笑顔になってしまう。
    姪っ子やご近所さんとの繋がりや、かつて生きていらっしゃった人たちとの繋がりもしっかりと大切にされている。そんなところも“弱気の虫”を上手く飼い慣らすポイントかな。
    “苦労のない人生はつまらんです”の言葉通り、それが後々にはその人の豊かさに、なって行くのだと感じる。

    この年齢(高齢の)ながら工夫して生きていますという書籍が多い中、この本はとてもよかったです。
    お寺さんの取材で“飾ったところでぼろが出るだけ、ありのままを見てもらいました。”

    最後のページ。
    2023年の抱負。“無事”の筆文字のなんと力強く堂々としていること!
    この文字だけ見たら、お年寄りが書いたとは誰も思わないでしょう。
    この文字が全てを語っているように感じました。
    ありがとう。

  • 笑顔がステキな102歳。ほんとに一人暮らし。
    「自分を励ます名人になって心をご機嫌に」
    よく食べ身体を動かし嘆くヒマを作らない。機嫌よくは自分次第。自分の心は自分で育てる。人生が錆びないよう、ワタシも心も身体も動かしていきたい。

  • 少し綺麗に見せ過ぎだけどちゃんとリアルもある

  • 私も一人暮らしですが、哲代さんから元気をもらいました。

  • 長生きしたいと今まで思えたことはなかったけど、こんな生き方とても素敵だな、こんな風に私も生きたいな、と思えた。

  • 長寿のひとを見つけてくると、とにかく、なんとかして本にしようとする姿勢が見受けられる。ふつうのおばあちゃんなのがよい。

  • 先駆者とはこういうものか。中国新聞社の取材陣がまたいい。

  • 代々続く農家の嫁の立場で
    子供を授からなかった中で
    生きてきた人の在り方が素敵でした

    苦労した分明るく笑顔で生きてて
    素晴らしい人だと思います

  • 母親にプレゼント。長生きしてください。

  • すごく可愛くて、全体通して読んでいて笑顔になってしまったけど、一部ぽろぽろ涙が出たところもあった。
    高齢の方と握手したり、手を握ったり握られたりした時(主に病室とか、施設とかで…)、悲しいわけじゃないのになんだか涙が出る。それと同じかんじ。長い間生きてきたというエネルギーに触れた時の涙。

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