新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫) (文春文庫 し 1-81)
- 文藝春秋 (1999年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167105815
感想・レビュー・書評
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大学2年または3年の時、同期から「読んだこともないの?」と言われてくやしくて読んだ。
長くかかったことだけを覚えている。
文庫本は実家にあるか、売却した。
そして2009年のNHKドラマの数年前にまた入手して読んだ。
秋山好古・真之、正岡子規について、初期など部分的に爽快感はあるが、とにかく二百三高地の長く暗い場面の印象が強い。
読むのにとても時間がかかった。
その後3回目を読んだ。
バルチック艦隊の軌跡など勉強になる点はある。なお現職の同僚が、バルチック艦隊を見つけて通報した者の子孫であることを知った。
いずれまた読んでみようと思う。(2021.9.7)
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どうも長い。勧める人は多いけど。全体で2冊ぐらいになりそうな。
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外交の圧力で燃料補給もままならないまま、アフリカ大陸をぐるっと回ってマダガスカル島のノシベで駐留するバルチック艦隊。
外交でロシアの内側から揺さぶりをかける明石。ロシアに蹂躙されていたポーランド、フィンランドの反ロシア派を巻き込んでじわじわとロシア国内の政情を不安定に。
厳冬の中、北進し本隊に合流するも疫病神扱いの乃木軍。
戦争の多面的な要素が此の巻で読み取れる。
いままさに北朝鮮とアメリカで舌戦が繰り広げられているが、北朝鮮の外務省がロシアに接触したニュースなんかは、調停の依頼をしているのか?とか、この本と現実が重なって見えて… 良いのか悪いのか…
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やっと…やっと六巻終了!
切ない、バルチック艦隊が切ない…!!!
冬場の太平洋の荒波、船中26時間で死にそうだった私には、とても艦隊勤務は無理だと思ったのですが、六巻のバルチック艦隊…そりゃ発狂もしますよ…!!! -
ロシア軍反転攻勢による黒溝台会戦。全軍壊滅の危機の中で見せる秋山好古の豪胆さに明治時代の日本人の気骨を感じます。(砲弾飛び交う司令部でブランデー片手にニヤリと笑うシーン)。
ロシア革命を煽動させる明石元二郎の欧州での暗躍も描かれ、世界史の中での日露戦争の位置付けも見えてきます。 -
6巻目。
いよいよバルチック艦隊がやってくる。
陸軍・海軍共に奮闘している様子に感動した。
続きが早く読みたい。 -
亀だけどなんとか6巻まで読破!大諜報の章が個人的には面白かった。中学、高校の時に世界史で読んだ事件が何故起こったのか?が丁寧に解説されていて、面白い。