- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167671020
感想・レビュー・書評
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20150501読了
蔵書。やっぱりおもしろい、この人の本!文章のテンポが好きなのかも。●こんなにおいしいもの好きだったとは。●東海林さだおの丸かじりシリーズが気になってしょうがない。●あだ名が秀逸でツボに入ってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
書き慣れてきたせいか、後半になればなるほどくすっと笑わせてくれる。ただ文章はそれほど上手いとは思えないかな、多少堅い感じがする。
まぁともかくこの人確か若くして亡くなったんだよねぇ(間違っていたらすいません)、惜しいと思いつつ食べ過ぎはいかんよということなんだろうか? -
食欲を刺激される。
缶詰のくだりが面白かった。
それとジップを付けたサメの話は嘘なのか(笑) -
とても面白かった。この人、文章うまいなぁとただただ感心した。
犬養道子さんの昔のエッセイを読んでいるような感覚があった。 -
あまり読まないエッセイ本なんだけど、すごく楽しく読むことができました。
海外旅行に行った後なんか、ご飯が食べたくなるから、実感出来ることが多かったし、知らない食品でも食べたくなった。
思わず、Amazonで調べてみたり(笑) -
食べ物にまつわるあれこれ。著者は興味を持ったものはとことん調べる性格のようで、なにもそこまで…(笑)と感心するほど深く語られているものもある。
いろいろ雑学が含まれているので、そういったものが好きな人にはオススメ。語り口も、雑学好きな人にウケそうな気がする。なんとなく。 -
p223「日の丸よりも日の丸弁当なのだ。グローバル・スタンダードが声高に叫ばれ、国と国とを隔てる境目が消えてしまいそうな昨今、私たちを日本につなぎとめる最強のロープも、子供のころから食べ慣れたものに違いない。」 そうそう。自分の国のアイデンティティって食べ物に依るところがかなり大きいなぁ~と改めて、思った。にしても、日本人に生まれてきてよかった。日本食って世界で一番美味しいんじゃない?「イギリスやアメリカの料理が美味しくなったら、世界はもう少し平和になるかもしれない。」という米原さんの持論もあながち間違っていないかも。
あと、トルコ蜜飴が気になった!ハルバって、食べたことがあるけどそんなに美味でもなかったけどなぁ~真のハルバはもっと美味しいんだろうか? -
エッセイ集。あまり深く考えずに気楽に読んだ。著者が通訳の仕事を通して出会った食べ物に関するエピソードをしゃべっている。白米のエピソードに一番共感した。米がない日々なんて耐えられない!読むときは周りに人がいないときをおすすめします。口元が緩むこと間違いなしなので。笑えて色々な国の食文化についても知ることのできる一冊。
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食に関するエッセイ集。ジャガイモを広ませようと、時の権力者が躍起になっていたり、キャベツの効用を広報したり、パンが元で対立が起きたり、、。食は歴史の大事な要素なのですね〜。
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エッセイが読みたくなってブックオフにて購入、すぐに読み始めました。
今年のソチ五輪の開会式でも感じましたが、ロシア文化、東欧文化って奥深い。日本には馴染みが薄く、遠い国の物語のような話ですが、よく地図を見ればロシアなんかは隣国なわけで、その土地の歴史、社会、生活について、知らなすぎる自分にも驚かされたりします。
特に食べ物については引き込まれてしまいます。自分の知らない旨いものの話ほど黙々と読めてしまうものはないですね(苦笑)