時の渚 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 792
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167684013

感想・レビュー・書評

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  • スムーズで読みやすくて、自然と引き込まれてしまう
    元刑事が探偵で35年も昔のことを探りだしていく

    少しずつ、少しずつ紐を解かれていく謎。
    そして集めた多くの情報のピースが合わなくなっていくさらなる謎。
    ラストの結末と感動に満足感を覚えます。

    ナイスミステリーです!!

  • 泣けました。ラストにびっくりです。(再読)

  • 43

  • 探偵小説ミステリー。

    主人公は元刑事で妻と子供を殺人犯にひき逃げされた事で
    警察をやめ探偵になった。

    余命半年の老人から離れ離れになっている息子を探して欲しいと
    依頼を受ける。

    この息子探しと妻子を引いた犯人がリンクしていき結末を迎える。


    全体にテンポもよく思い白いのだが、あまりにも狭い範囲に事件が
    まとまり過ぎて、現実味が薄い気がしてしまった。

  • 人間にとって自己のルーツは永遠のテーマ。しかし、人類を一つの生命と考えると、元をたどれば全ての人間のルーツは同じ。
    笹本稜平は山が絡んだ小説の方が良い。

  • ・都合よく収束してくなーって思ってたら最後でそれまで繋がるんかい!と流石に開いた口が塞がらなくなった。そりゃー都合良すぎだろうよ。偶然とかそういうレベル超えてるだろうよー。それでもやっぱ面白いから一気読みしたけども。

  • 面白いよ!

  • 元捜査一課の私立探偵、茜沢圭

  • 時の渚 / 書き下ろし (第18回サントリーミステリー大賞&読者賞)
    解説 (日下三蔵)

    『時の渚』 2001.5 文藝春秋刊 文庫化

    カバーデザイン 多田和博
    写真 PPS通信社
    印刷 凸版印刷
    製本 加藤製本

  • 昔はこういう事件があったらしい。
    追ってる犯人と、主人公の繋がりが分かったときは鳥肌、、、というか、そんな状況に自分がなったらと想像したら落ち込みました。
    少し、回り道してる感はあったけど追いかけるように読めました。
    笹本さんの『偽りの血』も持っているので、楽しみです。

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『ソロ』『K2 復活のソロ』(祥伝社文庫)他。21年逝去。

「2023年 『希望の峰 マカル―西壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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