- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167684013
感想・レビュー・書評
-
笹本稜平さんの作品を初めて読みました。大変読みやすかったです。
途中からあらすじが読めましたが最後は二転三転とどんでん返しがありました。無理やり感も否めませんが引き込まれたので後味は悪くありません。
親子愛にホロリとしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の出生の秘密にやや無理があるものの、全体としてはよくまとまった作品である。
-
最後のどんでん返しがあるとは。
-
人物のつながりの説明が多くて理解して読むのに辛かった。衝撃的な結末にちょっと切なくなってしまった。
-
どんでん返し系。途中からわりと内容は読めちゃったんだけど、親としての無償なる愛は自分に置き換えたとき、思わず涙してしまいます。人物がそれぞれ魅力的に描かれていて、鬼無里に行ってみたくなった。
-
切なく辛いストーリーです。
-
他人から依頼された人探しが、図らずも自分自身を見つめ直すきっかけに。もっともっとと引きこまれていく。家族の絆とは血だけで無く、一緒にいた年月でもなく、愛する気持ちなんだなと強く思った。
-
最後の最後にどんでん返しがありおもしろかった。
ただ疑問に思うことも何点かあるので星4つです。
全体的によくできているので読む価値ありです! -
第18回サントリーミステリー大賞&読者賞ダブル受賞。
主人公は元刑事で探偵の茜沢。死期が迫った元ヤクザの依頼で、別れた息子を探しつつ、自分の妻子を事故死させた男への復讐を図る。
これらのまったく異なる2つの仕事が1本の線になっていくのは、よくある手法。ゴールにたどりつけそうでたどりつけないもどかしさの果て、結局どちらの仕事も1人の独白によって謎解きされるというあっけなさ。それまでの回り道はなんだったのか…。
ミステリーとしては浅いし、色恋もないが、親子愛が感じられる話。