- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167727017
感想・レビュー・書評
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【頭の中では、そんな人生が送れるとは限らないとわかっていても、人は、生きられなかったもうひとつの人生に、死ぬまで嫉妬し続けていくものなのかもしれない】
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唯川恵さんの作品は初めて読みました。
短編集ですが、それぞれの物語がどこかでリンクしていて、同じ世界観で紡がれています。
タイトルにあるように不幸な女性たちが主人公ですが、どこか真の強さを感じるような流れで、女神と冠されているのも納得です。
枇杷が食べたくなりました。 -
こういうオムニバス形式短編集って好きなんですよね…
不運な女たちで繋がる短編集
歯痒い愛情も、狂おしい現実も、どうしようもない自分自身も
こんなにもリアルさを伴って私たちに訴えかけてくる
うーんさすがの唯川節だ… -
2019.7.4-231
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凪の話が切なくて良かった
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話を聞いたら男運がないね。と言われるような女性達の物語。感情や人生を男に振り回されて、災厄な状況でも、自分のプライドや大切にしたいんだと思える人や気持ちに気がつい、歩みの向きを少し自分の足で変えてみている主人公達に不幸だと他人には言われても生きる強さを感じる。
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相変わらず心にズシンとくる。
女性の深いところをこんなに自然に描き、惹きつける唯川さんの作品は素晴らしい。 -
残念な女たちの話。どの話も微妙だった。