敗者の嘘 アナザーフェイス 2 (文春文庫 と 24-2)

著者 : 堂場瞬一

• 文藝春秋 (2011年3月10日発売)

感想・レビュー・書評

[たまさんの感想 · 2013年5月19日]

1より、こちらの方が面白い‼
最後まで犯人わからんかったなぁ

[tennchouさんの感想 · 2013年4月7日]

　神保町で、強盗放火殺人事件が発生。容疑者にスポーツ用品店店長の渋谷が浮上する。だが、任意捜査の最中に渋谷は自殺。翌日には真犯人を名乗る女性弁護士・篠崎優が出頭する。混乱する特捜本部に、かつての上司・福原の命令で、育児のため一線から外れた刑事総務課の大友鉄が加わるが…。「アナザーフェイス」シリーズ第二弾。

[momokeitaさんの感想 · 2013年3月16日]

イケメン、イクメン、シングルファーザー刑事・大友テツ
今回挑む事件のキーワードは文字通り『嘘』
『嘘』で始まる事件が『嘘』の上に『嘘』を重ねてひっくり返る

ドラマ化されたシリーズらしいといってはなんだが複雑な重ーい刑事小説ではない
ドラマありきで書かれたような雰囲気さえある
刑事としてはちょとありえない性格、容姿の特異な主人公を全面に押し出したお手軽ミステリーって感じ
ドキドキ感を求めると・・・違う
小学校二年生の息子、同期の仲間たちとの微笑ましい関係
これなくして語れない物語

犯人はあなたなのね・・・・・・
結末はちょっと締りがないかなぁー
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-256.htmlより

[むしこ／まるた曜子さんの感想 · 2013年3月12日]

大友の演劇部出身ネタと父子家庭ネタが展開を彩ってるけど、今回は警察小説っていう色がだいぶしっかりついててなかなか面白かった。しかし、こうなってくると、友軍と言うより改革者（福原）のコマって感じになってきたなぁ。

[lighthappyさんの感想 · 2013年1月29日]

#読了。アナザーフェイスシリーズ第2弾。神保町で起こった強盗火災事件の容疑者が自殺。その翌日に、彼の同級生であった女性弁護士が自分が犯人だと出頭してくる。とても犯人とは思えない彼女の扱いに困った捜査本部へ、かつての上司福原の命を受け、大友が捜査加わる。わきを固めるキャラクターは面白かったが、警察内の話は警察小説得意な堂場さんにしてはあと一歩かな。

[sunotakeさんの感想 · 2013年1月18日]

大友鉄シリーズの2作目。
シリーズものなので、主要キャラの状況がわかっていて読み進めるのは楽だった。
やや便利すぎる（？）キャラの設定、という気もする。

物語としては、「冤罪」をテーマとしたかったのだろうが、無理やりの感があった。捜査一課にしては、皆が頭悪すぎる。

[bubu-oさんの感想 · 2012年12月16日]

読みやすい。演技が得意な警察官が主人公のこのシリーズ。

目新しい設定が面白いです。

[be-sanさんの感想 · 2012年10月29日]

第一弾よりずっと面白かった（^o^
前作で「僭越ながら」申し上げた
物足りなさもだいぶ解消されて、
きちんと（？）どんでん返しもある（^ ^

キャラがステレオタイプなのも
「続き物」として読むと安心感につながる。
と言うか、前作ではまだ探りながらだったのを
本作では「キャラが動いて筋を引っぱる」
感じがして無理なく読める（^ ^

リーダビリティの高さは前作から健在。
それに筋の「複雑さ」が増すことによって
「読み応え」というものが加わった感じ（^ ^

秋の夜長の一気読みにいい作品（^ ^

[よっさんさんの感想 · 2012年10月12日]

第１作に続いてこれもいい。なかなかイケメンのくせに鈍いってのが少々気になるけどね。

[yamajtn1203さんの感想 · 2012年9月4日]

これもなかなか良かった。
何が起きているか、モヤモヤさかた中を進み、明らかになる真実…

著者プロフィール

堂場瞬一（どうば しゅんいち）
1963年茨城県生まれ。2000年、『８年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Ｋｉｌｌｅｒｓ』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』（上・下）『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム３』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」