思いを伝えるということ (文春文庫 お 51-3)

著者 :
  • 文藝春秋
3.49
  • (20)
  • (29)
  • (36)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 791
感想 : 45
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902360

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人に何かを伝えることって、しかもなぜか良い感情であるほど、ちょっと恥ずかしいんだけど、「なかったことになっちゃう」前に、言葉にすること。その大切さというか、その素晴らしさを感じることができた。

    先手必勝の思い。言われる事を待ってる間に消えてしまう感情を、相手に伝える。清々しさ。
    「心細い平均台」「アテンションプリーズ」が好き。
    〜〜
    行き着く先が問題ではなく 結果が問題ではなく 思いを伝えるという行為が 自分の気持ちを認めてあげることになるから
    〜〜

  • セラピー要素や、誰かを可哀想がったり、逆に承認欲求の強いエッセイという感じではなく、もっと柔らかくて、なによりエリーさんの一生懸命さ、みたいなのが伝わってくる文章と、なんだか好きだな、と思える内容。女性はきっと好きだと思う。

  • 大切の思う友人には大推薦したい本。久々の自分的な大ヒット。ココロのサプリメント(^O^)

  • とある人に自分の想い(恋心に非ず)を伝えるべきか否かを悩んでた矢先、見かけて読んだ本書。内容は想いを伝えることについての喜び、難しさ、大切さetcについてエッセイ&物語が書いてありました。想いを伝えるということは自分の気持ちを認めることって良いこと言いますな。一番好きなのはたき火の話。人は理想を生き過ぎてる。白い箱の話も好き。一歩踏み出した感が好き。大宮エリーって、タモリ倶楽部にたまに出る陽気なおばさんという認識だったので、本書を読んで少々困惑、後に爽やかな読了感。本とか書けるんですね(超失礼)

  • 言葉のプレパラートの詩が一番好き。

  • んー、大宮エリーは、展示が伴っていいと感じるんだなぁと思った。

    ただ言葉を読むのと、
    実際に彼女が作る不思議で暗くてあたたかくてやわらかい雰囲気の中で言葉を感じるのは、
    全然違うな、と思った。

    ことばのちから、ってあるけど、
    選ぶ言葉だけじゃなくて、
    伝える環境や雰囲気もすごく大事なのね。

  • この人の本、初めて読みました。テレビでみている印象とだいぶちがって驚きましたが、素敵な本です。

  • 【エリーはじめての詩と短編集】「思いは伝えないと なかったことになっちゃう」「誰かに伝えるために思いはある」エリーが今、みんなに届けたいメッセージ。

  • 祝文庫化!

    文藝春秋のPR
    http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167902360

全45件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ:直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』(美術出版社)など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大宮エリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×