- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198619619
感想・レビュー・書評
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時々読み返している。一冊丸ごと一人の人間のプロ論だと終わる頃にはお腹いっぱいになっているが、色々な人が語っているので、程よく刺激され、自分に合った、美味しい部分をつまめるのがいい。方法論は沢山あるのだ。そうなのだ。
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カルロス・ゴーンから始まり、楽天の三木谷さんだとか、実にさまざまな成功者といわれる人たちの成功までの話や成功の哲学がつまっている。もともと、転職雑誌のB−ingの巻頭インタビューとして書かれたものなので、転職はチャンス的な発言が多いのは若干気になるところではあるが、成功する人のパワー、バイタリティに圧倒される。小谷真生子さんの話なんか、どうやったら、そこまで高い目標を掲げて、折れずに成功できるのか?と感心した。しかし、成功した人の話ばっか読むと、やる気さえありゃ成功できるような気になるけど、その陰にはいっぱいの失敗者もいるんだろうな・・・などと、ひねた読み方もしたりして。でも、明日への活力をいただきました。めいっぱいがんばった人の生き様っちゅーもんは、どんな生き様にしろ、面白いもんですね。
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ひとかどの成功をした人の話がコンパクトにまとまっており、自分に渇を入れたいときには良い本。
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いろんな分野のプロが語っている本。
特徴的なことは全員が似たような意見を持っていること。
1、今は変革期、ビジネスチャンス
2、仕事を楽しむことが重要
3、自分の力を一番に頼る(環境、周りのせいにしない)
4、目標、未来をイメージする
5、失敗をしなさい -
私の人生にとても大きな影響を与えた一冊。
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08093
50人のプロによる話をまとめている一冊。
さすがにその世界でのプロたちが語る言葉は力がある。
ただ、おもしろいのはみんな同じような内容を話しているということ。
今が「チャンスの時代」って言ってるのが多かったかな。
自分をモチベートしたい人にはオススメできる1冊。 -
普通に面白かった。
結局好きなことを仕事にして、楽しむことが成功の秘訣なのだと感じた。
コメディアンから学者、ビジネスマンまで様々な人のプロ意識と人生が簡潔に記されていて、サクサク読めた。
もう少し、各個人について掘り下げて話を聞きたいと思ったー -
myバイブル。数々の窮地を救ってくれた素晴らしい言葉の数々に感動。
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(2005.07.14読了)(2005.07.02購入)
2005/07/18の日経朝刊の広告によると22万部ベストセラーと出ています。
雑誌「B-ing」の「巻頭インタビュー21世紀を働く」に掲載されたもの50人分をまとめたものということです。一人分5ページ弱なので、ちょっと食い足りない感じはあります。普段本を読まない人にはこれぐらいがちょうどいい長さなのかもしれません。興味を持てば、その人のまとまった著作に手を出せばいいのかもしれません。(著作のない人もいますけど。)
●柳井正 ユニクロ
「失敗もたくさんしました。でも、致命的にならない限り失敗はしてもいいと思っていました。やってみないとわからない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して、考えて修正すればいい。」
「私はもともと商売には向いていない性格だと思っています。でも、商売にずっと携わってきてわかったことがある。それは向き不向きではなく、これだと思う仕事を一生継続することが何より大切だということです。仕事が自分をつくってくれた。行動してきたことがどんどん自分の中に蓄積されていった。」
●横山秀夫 作家
「あるとき、高校野球の県予選の記事を応援取材で書くことになりましてね。主観を交え、ドラマ仕立てで書いてみたんですが、これが読者から「良かった」と大きな反響を得ました。このときです。書いたもので人を喜ばせたり、気持ちを揺さぶったりすることこそ、私が最も嬉しいことだと気付いたのは。」
●中島義道 哲学博士
「会社や仕事が自分に合うかどうかは、とにかくやってみなければ分かりません。人間は体全体でなにかを理解します。そこにいる人に会ったり、仕事を与えられたりしないと分からない。だから、転職をなんど繰り返したっていいと思います。一番いけないのは、「おれには才能があるんだ」と思いながら何もしないことです。それは試すのが怖いだけ。幻想だけを持っていて、リアルな感覚をもてない人です。」
●佐々淳行 元内閣安全保障室長
「警察庁に入庁して間もない頃、私は刑事訴訟法の運用を担当させられました。第一線の現場から、「どの礼状を取ればいいのか」「これは法律上、やってもいいことなのか」など、質問が次々に来る。それを正確に答えていく。死に物狂いで勉強しましたよ。わからないっていうのが悔しいから。」
●日比野克彦 アーティスト
「寺山さんがいろんな質問を受ける映像の中で、「あなたの職業はなんですか」と聞かれて、「僕の職業は寺山修司です」と答えるんです。彼は劇作家であり、詩人であり、競馬の評論家でもあったわけですが、「職業は寺山修司です」といったときに、凄くかっこいいと思った。僕もそういう風に言えるようになりたいと思ったんです。」
●関連する本(既読)
「新世代ビジネス知っておきたい60ぐらいの心得」成毛真著、文春ネスコ、2000.07.25
「日本の危機」櫻井よしこ著、新潮社、1998.08.30
「考える力やり抜く力私の方法」中村修二著、三笠書房、2001.02.25
「平時の指揮官有事の指揮官」佐々淳行著、文春文庫、1999.11.10
「原子力戦争」田原総一朗著、筑摩書房、1976.07.25
「超勉強法」野口悠紀雄著、講談社、1995.12.11
「インターネット的」糸井重里著、PHP新書、2001.07.27
「ウィーン愛憎」中島義道著、中公新書、1990.01.25
「唯脳論」養老猛司著、青土社、1989.09.25
「プロジェクトX リーダーたちの言葉」今井彰著、文芸春秋、2001.08.10
「声に出して読みたい日本語」斎藤孝著、草思社、2001.09.18
「五体不満足」乙武洋匡著、講談社、1998.10.20
内容紹介(amazon)
「仕事がつまらない」。そんな人たちが多い一方で「仕事が楽しくてしょうがない」という人たちもいます。しかもそういう人に限ってすごい実績を残している。その人たちはどうやって自分に合う仕事を見つけたのでしょうか。秋元康、安西水丸、石橋貴明、井筒和幸、糸井重里、今井彰、 おちまさと、乙武洋匡、金子勝、香山リカ、カルロス・ゴーン、北川正恭、北村龍平、木村剛、邱永漢、清宮克幸、小谷真生子、齋藤孝、櫻井よしこ、佐々淳行、佐藤可士和、笑福亭鶴瓶、重松清、白石康次郎、鈴木光司、高橋がなり、高橋源一郎、田原総一朗、堤幸彦、野口悠紀雄、中島義道、中村修二、成毛眞、野口健、日比野克彦、藤子不二雄A、藤巻幸夫、古舘伊知郎、堀紘一、三木谷浩史、宮内義彦、柳井正、横山秀夫、平尾誠二、 養老孟司、松本大、本宮ひろ志、森島寛晃、和田アキ子、和田秀樹。総勢50人の「夢をかなえる仕事術」です。 -
あらゆる分野で成功した人物の成功哲学が書かれている。
読んでてモチベーションは上がってくるが、言い尽くされたような言葉のオンパレードなので、後半は若干飽きてしまう