プロ論。

制作 : B-ing編集部 
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198619619

感想・レビュー・書評

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  • 〈内容〉「仕事がつまらない」。そんな人たちが多い一方で「仕事が楽しくてしょうがない」という人たちもいます。しかもそういう人に限ってすごい実績を残している。その人たちはどうやって自分に合う仕事を見つけたのでしょうか。総勢50人の「夢をかなえる仕事術」です。

  • B-ingに連載されていたという各界の著名人、有名経営者のインタビュー集。
    芸能人や映画監督など華やかな業界で働いている人も多く出てきているので、いわゆる経営者本とはまた違った感じが楽しめます。そして転職情報誌の連載なので、転機をステップアップの手段に使用、とか、いずれにしても現状打破、ブレークスルーのヒントを与えようとしてくれているのかなぁと。
    経営者のインタビューはこれまでもだいぶ自著を含め色々読んできたので自分的には正直あまり目新しさはなかったんですが、クリエティブ系や芸能人(とんねるずの石橋貴明とか)のコメントはけっこう面白かったです。テレビで見せている面と、やっぱり内面はだいぶ違うのだなぁと。
    コンセプトは違っても、R-25のインタビューと構成が似ているような気がしてしまうのは、きっと僕だけじゃないはず。

  • 各業界の著名人がオムニバス形式で自身の経験を踏まえながら、仕事に対する価値観を語っている。実際の経験に基づいた自然な言葉で語られ、何気ない言葉に重みがあったり、平然と常軌を逸した言葉が出たりと、やはり業界の第一線の人が発する言葉は力強い。驚愕すべきはこの本の発刊が2004年の年末。インタビューは人によりけりだろうが、それよりも1~2年前だと推定できる。今、再びスポットライトがあたっている某著名人も、8年も前から既にこの価値観を確立していたことになり、その状態でひたすらイノベーション活動を行っていたとするなら、今の成功も必然と言えそう。成功の裏には必ず努力がある、そんな月並みな言葉の本質を知ることができる。自分自身のリミッターを外す手助けになれるかもしれない本。

  • 各分野の一線で活躍するプロによる仕事への想い。
    ソロモン流の語りでもあるように、「賢人の生き方」を知ることは、自分の成長に欠かせない。

    今プロとして活躍している人の生き方を知って、真似して、自分のものにしていくことができるか。
    それが、プロになる人と、”そこそこ”で終わる人の大きな違いだと思う。(自戒)

    ■座標軸をつくり、変わり続ける今の世の中で、自分のどのポジションにいるのかをつかむ。今の立ち位置が分かれば、やるべきことが見えてくる。(マネックスグループCEO・松本大氏)

    ■野球界にプロ野球選手がいるように、ビジネスの世界で仕事をする以上、僕たちはプロビジネス選手でなければならない。自覚を持ち、目標を持ち、問題意識を持ち、向上心を持って日々を過ごす必要がある。実績を出すためにトレーニングが重要なのはいうまでもない。(楽天㈱代表取締役社長・三木谷浩史氏)

    ■若い社員に言い続けているのは、とにかく勉強しろということ。40代で気づいても手遅れになる。(オリックス㈱会長・宮内義彦氏)

    ■世に出てくる人って、やっぱりって思うことはとても多い。彼らは「なるほど」ということをちゃんとやってる。考えもつかないような努力をしている。やってねぇやつに限って、不平不満を言う。
    ■芸能界で長く生きている人は、自分をプロデュースできる人。客観的に、冷静に芸能界の中の自分のポジションをつかんで、次にどこに進むべきか、その方向が見えている。(タレント・石橋貴明氏)

    ■目標をきちんと定めてベクトルを向けていると、チャンスはやってくる。ベクトルが向いていなかったり弱かったりすると、チャンスには気づけないし、見過ごしてしまう。(キャスター・小谷真生子氏)

    ■自分での物語をつくることの重要性。そもそもこの世って自分の意識がつくっている。(司会者・古館伊知郎氏)

    ■目標や理念を持っていると、行動が変わる。だからこそ、マニフェスト。個人にもビジョンやマニフェストは絶対に必要。それが行動を変える。(早稲田大学大学院教授・北川正恭氏)

    ■リーガルマインド(法律適用の判断)を身につける重要。行う仕事で必要な法律は変わってくる。だから、法律を読む力、理解するリーガルマインドが必要になる。(元内閣安全保障室長・佐々淳行氏)

    ■常に自分を冷静に見つめ、危機感を持つことが大切になる。危機感こそ、自分を常に成長させ続ける大きな源になると思う。(プロデューサー・おちまさと氏)

    ■自分に必要のないものを、どれだけ捨てられるか。今は、それが問われる時代でもある。(慶応義塾大学経済学部教授・金子勝氏)

    ■仕事ができる人は、何をやらせてもできる。そんな人に共通しているのは、まねる力・段取り力・コメント力だった。(明治大学文学部教授・斎藤孝氏)

    ■妄想と確信は紙一重。マイナス思考では、なれるものもなれない。実力が50だとしても、萎縮すると10になってしまうし、調子に乗れば100にもなるのが人間。だとすれば、いかにプラスの方向に自分を持っていけるかということ。あまりに根拠のない自信は困るけど、強烈なプラス思考の回をを持つ人は強いと僕は思う。(作家・高橋源一郎氏)

    ■絶対に悲観的にならないこと。運はプラス思考の人にいく。(漫画家・藤子不二雄A氏)

    ■努力が全て報われるわけではない。努力のほかに才能と運が必要だから仕方ない。でも、そのことに不平を言うやつが多すぎる。会社がこうだからとか、社会が認めてくれないからとか、だれかのせいにしているうちは、何も変わらない。戦わないと何も勝ち取れない。(映画監督・北村龍平氏)

  • 「負け犬は群れるから、自分が負け犬であることに気づかない」〜高橋がなり氏 
    古い本だけど読み返したくなる本だった。

  • 30代でも、十分刺激を受けたが、20代のときに読んでいれば、もっと熱い気持ちが沸き起こったのではないかと思う。

  • これからも仕事をがんばっていこうと、強く励まされた本。
    ちょっと人が多すぎだけど、時々読み返したいな。

  • 何度も読み直してますね!

  • 本物のプロが今の若い人に伝えたいメッセージが豊富で読んていて、もっと成長したいと思える。

  • さまざまな業界のプロによるプロ論。若干「この人プロか?」と思える人もいるが。。
    プロが一方的に語っているように編集されているが、インタビュアーの意図というか方向付けが見えすぎるのが残念なところ。
    アメリカでは転職はステータスになる、という話も最初はうなずけたが、同じことを何人ものプロが言うのでちょっとあからさますぎる。

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