光とともに・・・: 自閉症児を抱えて (1)

著者 :
  • 秋田書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253104333

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトル通り、自閉症の子供とその母親を主人公にした漫画。 わかりやすく読みやすい。

    幼いころは発達障害とわからなくても、小学生になり勉強について行けないことで気づくこともあるそう。例えば朗読や、漢字の書き取りが極端にできなかったりなど。ある特定の分野だけできないという障害もあるのだと知った。

    子どもは「なぜみんなが簡単にできることが自分には出来ないのか」と真剣に落ち込み、自信を失っていく。

    母親を始め、周囲の人間も「怠けている」とか「しつけが悪い」とか心無い言葉をかけてしまうことがあると知った。

  • 最近よくのぞくブログに、その方の自閉症のごきょうだいの話題が出ることがある。
    そのエピソードが、とてもあたたかい。
    ドラマをみていたし、図書館で貸出中になっていることが多く気になったので、借りた。

    東雅人と東幸子の長男である光は、自閉症だ。
    誕生・幼児編、保育園編。

    家族の理解も得られず苦悶していた状態から、徐々に福祉センターや保育園の人たちとも関われるようになっていくのは、感動もの。
    光が花をさし出した場面、初めてママと呼んだ場面、ところどころで涙が出てくる。
    少しかわった人を、私は「発達障がいなんだろうな」と一括りにして知った気になっているけれど、それは実は見下しているのかもしれない。
    私にできることは、何だろう。

  • 自閉症の光くん。
    子育ての参考にもなります。

    我が子が自閉症なのではないかと思った時期に読みました。

  • 自閉症児のことを母親の目線から描かれたマンガです。専門書ではないので読みやすいと思います。

    熊本学園大学:I.S

  • 普通に出会い、結婚して子どもを産む。
    普通だと思っていたのに、子どもに障害が。
    まずは母親が受け入れなければならない。
    周りは理解なく責めてくる。
    自分が、夫が受け入れて、物語は本当の意味でスタートする。
    漫画の展開でさえ辛く感じるのに、現実はいかほどかと思う。


    自閉症というしょうがいを知るきっかけになり、理解が広まればいいな。

  • 自閉症の子に関する本はちょっとだけ読んだことあるけど、
    このマンガで自閉症の子をもつ家族のこと、
    その子や家族を取り囲むまわりの人々、環境などを知ることができた。

    1巻は誕生・幼児~保育園

  • 自閉症児とその家族の成長物語。卒園式で母親が子どもに代わって「大きくなったら、明るく元気に働く大人になります。」と言う場面が心にしみました。”明るく元気に働く”って、当たり前のことのようだけれども、障碍のあるなしに関わらず、とっても難しくて、とっても大切なことだと思うのです。

  • 自閉症児と共に育つ家族。周囲の人達が美化されている気はするが、よく描かれている。

  • 自閉症。
    嫌味や同情によって、自閉症の子供を持つ親たちがどんなに辛い思いをするのか。
    想像することしかできないが。
    では、自分の周りの人が自閉症の子供の親となった時、どのように反応し、どのように付き合っていくのが正解なのだろうか。

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