しあわせは食べて寝て待て 1 (1) (秋田レディースコミックスデラックス)
- 秋田書店 (2021年4月16日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253160827
感想・レビュー・書評
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202105/安い家賃で居心地のいい団地・おせっかいで人がいい大家さんと、薬膳に詳しい男性、という都合のいいファンタジー設定の下地はあるけど、持病を抱え働く独身女性の不安や職場のリアルさなど心が痛くなる描写も上手い。続刊も楽しみ。
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膠原病を抱える主人公が越してきた団地、お隣さんはおせっかいな団地のオーナーと薬膳の知識がある「息子」
周囲のひととの交流のなかで、膠原病の影響で制約がある/できないことがある自分を徐々に受け止めていく主人公の表情が、束の間晴れやかになる瞬間にじんわりする。
丁寧な暮しを描いたマンガかというと、薬膳に対するスタンスは気軽でのめり込みすぎていないので、気構えなくてよいのがかえって楽しい。そして、主人公・さとこが休職から復帰した際の職場での扱いや同僚の態度がリアル……。
フルタイムで働けないと、それだけで戦力外扱いを受けることや、ひとりの個人としても軽んじられてしまうことが短くも端的に表現されていて心臓が痛い。
また、フルタイム勤務できないことで陥る独身女性の貧困についてきちんと触れられているのもいい。仕事に精力を注げないなら、経済的にも自己効力感の面でも、さとこはこの先、どこにどのような折り合い点を見出すのか興味がある。 -
思わぬ身体の不調を背負うことになり、いろんなものを諦めて、居場所も見つけられず途方に暮れていたさとこさん。彼女の前にある日現れたのは、古い小さな団地と温かい人々、そして優しい食事だった…。心地の良い場で、身体に優しいものを美味しくいただく…。そんなささやかで穏やかな日々に、すごく心癒される作品。今後が楽しみです。
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いまにいい感じにのんびりした(せざるをえない)作品でした。もっと読みたい。
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私も頑張ろうじゃなくて、私もがんばってるよねと思える。暗くなったり落ち込んでも。
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好きだ
こういう話
清貧 -
タイトルに惹かれて衝動買い。さとこさんを応援したくなりました。続きが気になります。
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体調が常に悪い身として読んで少し気が楽になった!
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最近こういうスローで温かみのある漫画人気よね~
誰も傷付かないし、読んでいてストレスかからない
作中に出てくる薬膳料理にも興味が沸いた。
#メタモルフォーゼの縁側
#ひらやすみ
#水は海に向かって流れる
とか、好きな人は絶対好きだと思う。
こういう癒しを与えてくれる漫画
もっと読みたいな♪
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薬膳料理…
とても興味深い。