しあわせは食べて寝て待て 1 (1) (秋田レディースコミックスデラックス)

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 1355
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253160827

感想・レビュー・書評

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  • 日常のモヤモヤについて、食をきっかけにして乗り越えていく話。今のところドキドキ・ハラハラのスリリングな展開はないので、難しいことを考えずに現実世界から離れてのんびり読めるとてもいい本でした。仕事に追われるのではなく、こうやって毎日を楽しみながら生きていけたらいいなぁ。

  • 疲れ切ってどうしようもないとき、読んでホッとできた漫画。きっとこの漫画はしんどいとき助けてくれるだろうなと思って買ったけれど、やっぱりそうだった。さとこさんの病気との向き合い、絵や描写があたたかくも、しっかりと重量が伝わってきます。この漫画を読んでおかゆを食べるようになりました(笑)薬膳はなかなかチャレンジできないけど…

  • あたたかい
    裕福な生活を目指して求め続ける人生ではなく人と人との繋がりを大切にした優しい生活を送りたい
    そういうマインドになりたい

  • 肉体的にも精神的にも誰だって落ち込む時はあると思う。転職や引越しは環境を変える手段だし、知人の変化も生む。
    このマンガでは団地に引越し、お世話好きな隣人と知り合い、身体に優しい薬膳を教えてもらい実践する。
    環境×人間関係×食事…などの変化は確かに落ち込んだ気分をゆっくりと再生するには効果的!

    「ゆっくりと」という点がこのマンガの特に良いところ。いや、もしかしたら再生しなくても希望が見えるだけでも本当はいいのかもしれない。

  •  膠原病で、休職からの復職したが、うまく馴染めずに退職。ご近所付き合いがまだある団地へ引っ越す。大家さんの息子さんから薬膳というモノを教わり、生活に取り入れていく。

    食べるものは大切だ
    何を口に運んで
    何をいつ食べるのか
    明日以降の自分を作るのは
    今、食べている食べ物だ
    雑に食べれば
    雑な自分が待ってる
    と、いつも思っている

    薬膳、というと難しそうだけど
    少しでもその考え方を取り入れることは
    季節を感じていけそうだ

  • 病気があると仕事や生活にどうしても制限が出てしまう。自分ではどうしようもない状況は色んな形で生きてく中であるので、その中で自分の身体や自分を大切にすることを考えさせられました。ただものすごく読みやすく描かれているので逆に理解しやすい内容かなと思いました。

  • 東京女子医科大学病院には膠原病専門の建物があって、多くの人が来ていたなぁー。と思い出しました。
    いかりや長介さんの奥さんが亡くなり、膠原病と病名が出たときは、驚きました。
    膠原病は、症状がさまざまだから麦巻さんみたく治療薬で悪くならないように、と治療するのよね。
    お天気にも影響される日があったり、無かったり。
    ワガママ?と家族にも理解されない微妙なだるさもあるし。

    薬膳。
    薬膳って、季節や自分にアンテナを張って、
    自分の身体を機嫌よくさせるものだから好き

    休日はおウチぐらし
    電球でホコロビを繕う。あー懐かしい。
    このコーナー好きです。


  • 一生付き合わなければいけない病気になってしまったさとこさん。週4のパートで何とか暮らしているも家賃が高くて団地に引っ越す。そこで大家さんと息子さんそして薬膳に出会う。傷を抱えながらも、清貧ながらも暮らしに癒しがある。薬膳っておもしろいな。体も心も健やかになりそう。基本のどかでほっこりしているが、苦しいながらもなんとか前を向いて自分らしくささやかな幸せを感じながら生きる人たちのお話。絵も緩やかでいい感じ。

  • 先輩が貸してくれました。
    私は人から物を借りるのが苦手ですが、
    「汚しても良いから!」と言ってくださり、すんなり借りました。

    大変失礼ですが、本を借りたことを忘れており、、、
    本当ダメ人間です、、、
    2、3ヶ月後に拝読

    読み始めて、とても良くて、
    また先輩が好きなタイプの作品だと感じ、
    それも嬉しかった。

    色んな事情がある中で、自分と向き合いながら、
    生計を立てながら生きていかなくてはいけないこと。
    物凄く大変だなぁと思った。
    以前、父の友人の娘さんも病気になって、、、や
    友人の従姉妹の方も同じような話を聞いて、
    とても他人事じゃないなぁと痛感。

    麦巻さんに美山さんに司さん
    周りの方もとてもちょうど良い距離感

  • 持病を抱えながらパート暮らしをしている独身女性の悩みや不安が丁寧に描かれている。周りの人々の温かさや絵のタッチがいい塩梅となりほっこり読めた。

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