スイッチを押すとき

著者 :
  • 文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286000008

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで引っ張った割りに、ラストが兄弟ってのは意外性に欠けるかな。

  • ただただ悲しい話です。

    こんな制度があったら嫌ですね。

  • 最後にハッとさせられます。最後まで緊張して読めるのでオススメですね

  • 帯のコメントに騙された。

  • 以前、『@ベイビーメール』を読んで好みじゃなかったので、山田悠介には苦手意識を持っていた。でも、生徒に「泣くから読んだ方がいいよ!!」と勧められていたので、今回読んでみた。読みやすかったし、素直にいい本だったと思う。山田さんのグロイ描写が苦手なので、こういう作品ももっと出してもらえたらいいなと思う。

  • 若者の自殺抑制のデータを取るために
    人生の希望を奪われる被験者たち。

    主人公や被験者の子供たちの心情がよく描かれていて
    最後まで引き込まれて読んでしまいました。

  • ドキドキです。
    新作を待つ時間が楽しくさせてくれて、バーッと読みました。

  • はらはらしながら読みました★

  • 手元にあるスイッチ。それを押せば、死ねる。
    押すか押さないか悩む少年少女たち。

    まあなんというかありがちでした。設定だけならワクワクさせるの上手なんですけどね、この人。

  • 自殺者が増加した2000年初頭に検討が始められた
    YSCP(The Youth Suicide Control Project)実験者の
    4人とそのその監視員を中心とした物語。
    実験者に起爆装置を埋め込み、ボタンを押す事で
    死ぬ事が出来るスイッチを手渡されている。
    監視員もかつて実験者であり、15年間自殺せず耐えていた。
    監視員は、そんな希望もない4人を見て、希望をかなえさせる為
    脱走を企てる。
    4人の内の女の子は、実は監視員の異母兄弟であった。
    最後は、2人を含めみな夢が叶い、自殺を選択する。
    (希望のない中で暮らし、たった少しの希望が叶った だけで
    満足し、自殺を選択してしまう。ある意味充実した人生なのか?)

    いつもながら、著者の本は読みやすく一気に読了できる。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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