【2023年・第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作】名探偵のままでいて (『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2023年1月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299037633
感想・レビュー・書評
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気持ちいいほどスッキリするミステリー!
毎話毎話なるほどスッキリよかったーって思える作品!
おもしろかった! -
噂通り、とても面白かった!
今後の活躍を大いに期待します。
そうか、なるほど。この小説は
リドル・ストーリーであり叙述ミステリだったのね! -
私は根拠が弱いものが多い気がしたし、はっきり答え合わせがされないのにモヤモヤした。
でも想像するワクワクがあった。
幻覚はあくまで幻であって、真実ではない。
最後の話ももっとはっきりスッキリしてほしかった。
ストーリー的には良かったが、映像のほうがいいと思う。 -
『このミス』(2023年第21回)大賞受賞作で、表示が綺麗だったから読みたいってずっと思ってて、2024年のⅠ冊目となりました☺️
初めは、ミステリー性にかけてて残念と思ったんだけど、章を重ねるに連れてどんどんハマっていって。『さすが!大賞!』
私も介護の仕事してて、『レビー小体型認知症』は認知症の中でも対応が難しいと感じていたんだけど、この祖父のような思考があるのかな?って…仕事にも役立つと思いました。
主人公に恋する二人もとても良き青年。
『私なら…』なんて恋愛する歳でもないのに考えてしまいました(笑)
小西マサテルさんの作品『名探偵じゃなくても』も読んでみたいと思いました -
一番好きなのは「33人いる!」。
話自体はちょっと無理があると思うし(全編そうだったけど)、このふんわりした話で学校に行かない/行けない子の登校を美談にするのも(そのことに触れるならもっと繊細さがあって欲しい)引っかかったが、ラストがねー!
まあそれは引用作品の力だけどねー!
祖父の認知症も都合良く書いている感があったり、クライマックスの顛末についても、うーん、と思う点があったりするが、結末は好き。 -
[認知症の老人]が孫娘が持ってくる数々の難問ミステリーを解決していく、一風変わったミステリーでした。読んでいくうちに先が気になり特に最終章はドキドキしながら一気に読みました。続きを読んてみたい作品でした。
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心温まる日常系連作短編ミステリーでした。読後感は爽やかで、終わり方がとても良かったです。
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読みやすくて、日常の些細なことから段々と事件が大きくなって行くので面白かった。
でも推理が飛躍しすぎて、知らなかった情報が推理中に出てくるのがなんだか腑に落ちないものもあったり。
お爺ちゃんや楓、岩田先生、四季くんのキャラは良かった!