居心地の悪い部屋 (河出文庫 キ 4-1)

  • 河出書房新社
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309464152

感想・レビュー・書評

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  • 『どう眠った?』と『オリエンテーション』がちょっと似たテイストで好み。『潜水夫』は良質な短編を読んだな〜って感じ。『ささやき』がシンプルだけど一番驚いた。

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  • 確かに奇妙な話ばかりではあったんだけども…ただわけがわからないだけで、心にひっかかるものがなかった。
    人によると思いますが。気に入った人はすごく好きな世界かもしれない。

  • アンソロジー12作。
    居心地が悪すぎて早く逃げ出したいけど、完全に心を捉われて自分からは逃げ出せない。歪な心の掴まれ方。
    そこは秀逸な訳にあるのだろうが、よくこれだけの作品を集めてきたものだ。

  • アンナ・カヴァンの「あざ」が一番好きだった。色々想像して、ぞっとする感じ。「チャメトラ」のグロテスクという美、「潜水夫」のビクビク落ち着かない恐怖、「オリエンテーション」の現実世界に染み出してきそうな非現実感も好きだった。

  • 不思議な読後感の短編集。
    何のためにこんな作品が書かれて出版されたのかさっぱりわからないけど、なんかクセになる気持ち悪さがたまらない感じ。

    ちょっと違うような気もするけど安部公房の作品の気持ち悪さってこんな感じだったような。
    最近の作家でこんな味の人っているかなぁ。

  • シュールでホラーで非日常な切り口の短編を集めたアンソロジー。初邦訳モノばっかかな?こういうアンソロジーは訳者の選定眼がモノをいう。「オリエンテーション」が一番完成度高くて万人受けしそう。

  • タイトルの通り、読んでいると不安や不愉快さを掻き立てられる、仄暗い話を集めたアンソロジー。読後感は良くないのに、読み返さずにはいられない。

  • 岸本訳のうまさよ。

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著者プロフィール

1966年生まれ。現代アメリカを代表する作家の一人。ブラウン大学文芸科教授。邦訳に、『遁走状態』(新潮クレスト・ブックス)などがある。

「2015年 『居心地の悪い部屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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