南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集14)
- 河出書房新社 (2015年4月10日発売)
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感想 : 14件
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- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309728841
感想・レビュー・書評
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神仏合祀、民俗学の芽生えから、小説、聞き書きなど多角的な内容。日本民俗学の芽生えや成果を知ることができる
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南方熊楠の論文は初めて読んだが、大変ロジカルであり、また先駆的な手法に基づいた内容であると感じた。さすが天才たる所以だと思う。
「死者の書」は、飛鳥時代を舞台にしながら素晴らしいリアリティ。文学作品として非常に質が高いと思う。
「土佐源氏」も同様。ノンフィクションとはとても思えない高度な短編小説として読めた。