今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語
- 廣済堂出版 (2023年10月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331523995
感想・レビュー・書評
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日本人、日本語のルーツの奥深さを知ることで
明日からハッピーに生きられそう!
人間らしさを大切に、日々の当たり前に感謝し
自分のために生けることで他者を愛せるんだなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心が動く話ばかりでした。特に自分が気に入ったのは以下。失敗から学んで再度チャレンジをすれば、それは失敗じゃない。等よく失敗は恐れないようにという話がありますが、意味は同じであれ、この表現には心が動きました。 ---以下、引用--- 「挑戦するということは、新しい自分に会えるという行為なんだよ。挑戦には失敗がつきものだけど、いつか失敗のネタが尽きる時が来る。失敗が満員御礼になる時が来る。そうしたら、成功するしかないんだ」
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この本を読むと、人生をどう生きるかを考えさせてくれて、自分が日本人である事を誇りに思います。
心に響く素晴らしい言葉もたくさん散りばめられているので、どんどん読み進めたくなります。
大事な事を思い出させてくれた一冊です。
① 効率よく行きたいのなら、生まれてすぐに死ねばいい。人はいかに無駄な時間を楽しむかっていうテーマで生きている。
② 無駄を楽しむ精神こそが「心にゆとりをもたらす」1日1回空を見上げる心の余裕を持つ。
③ 失敗した人には「人間らしいね、かわいいね」と言ってあげる。子供の前で失敗を隠さない。失敗する大人を見るから、子供は安心して未来が描ける。
④ まずは自分を喜びで満たしてあげる。満たされて溢れたら、その溢れたら愛情を、人のためにしてあげる。愛が注がれたものからしか、愛は与えられない。
⑤ 食事を単なる「作業」とするか、ちゃんと味わいを感じるか。作業にすると、生活そのものが「作業」になってしまう。
⑥ 日本人は虫の音をメロディとして聞こえる。日本人とポリネシア人のみ。他の国の人には、ノイズにしか聞こえない。
⑦ 言葉に体温を乗せていないと、相手には伝わらない。人と話すときは、その人を抱きしめるようにして話す。
⑧ 「欠点」は自分に「欠」かせない「点」。長所だけではダメ。長所×短所=魅力となる。 -
「効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねば良い。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかって言うテーマで生きてるんだよ。」
確かにって思った。
この時間無駄だなぁって感じる時あるけど、
もはやそれすらも楽しむのが人生よな。
この本に出てくる“ティンガティンガ”ってアートは、単にアートだけじゃなくて、生き方とか人生とか、奥深いものも含めて“ティンガティンガ”なんだってことを知れた
後半の方に書いてあった、
当たり前は当たり前じゃなかったんです。
当たり前は、巨大な幸せだったのです。
幸せはなるものではなく、気づくもの。
幸せの第一歩は、自分が幸福だったとすることなんです。
時間に追われると、心を亡くしてしまいます。
それが「忙しい」という字になります。
ここにハッとさせられたね。 -
誰のために生きる?
誰かのために生きることって素敵なことだと思うけど、この本の答えは"自分のため"だった。
参考になった考え方(抜粋)-------
ご飯が食べられることに、幸せを感じられるか
ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか
抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか
この世からお金というものがなくなったら生きていけるか
一番大事なのは、まず自分を大事にすること
自分を絶対に置いてけぼりにしてはいけない
まずは自分の心を満たす
自分の心を満たさない限り、本当の意味で誰かの力にはなれない
自分が自分の一番のファン
感謝の気持ちを伝えたいって思う心の状態は、心に余裕がある時
自分が幸せになれる思い込みの魔法をもっと自分にかける
自己犠牲は神様が最も悲しむ生き方
幸せの第一歩は自分は幸福だったと知ること
幸せになるには、幸せを感じる心を手に入れること
嫌いな相手を許せない自分を許す -
ついせかせか生きてしまう現代だからこそ
無駄とかしょうもないことに時間を割いて
楽むことのできる心の余裕を持ちたいと思わされた
日々の暮らしの中で同じようで違う毎日を
いろんなことを感じながら大切に過ごしたい
そうやって過ごしていく中で幸せをより一層
感じられやすくなるのかなと思った
当たり前であるからこそ忘れがちだけど
当たり前の幸せに気づき感謝したい
まずは自分にたくさんの愛情を
そして周りの人たちにもたくさんの愛情を
優しい世界になりますように -
SHOGENさんがアフリカの村での出来事をもとにその村人たちのマインドを教えてくれます。
効率重視の現代社会で、生活を作業としている自分がいるとは思っていたけど、なかなかどう踏み出せばいいのかわからないと思っていたので、少し背中を押された気持ちです。少しづつです -
日本が褒められすぎて恥ずかしいと感じてしまうのも
色々忘れた現代日本人の業なのかな⋯。
でも語り手から感じる真っ直ぐさのおかげで
不快感とかはなく読み進められました。
内容は心の余裕を持つことの大切さと人間関係の本質。
素直に反省させられることばかりです。
自分を大切に自然と愛が溢れる人になりたいですね。 -
美容院で。
アフリカの村の話は面白かった。本当に3歳児にそんな語彙があるのかとか、当初は現地の言葉がそこまでわからないのに、概念的な話を理解できたのかという疑問は感じてしまう。
現代の日本人はそれほど自分のために生きていないの?私はいつも自分のための人生だと思っているし、自分を信じているけどなぁ。もちろん時には自信をなくすし、落ち込む日もあるけど、それもありのまま受け止めている。
書いてあることのほとんどは私にとっては真新しい内容ではなかった。