今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語

  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331523995

感想・レビュー・書評

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  • 今の日本人が忘れていたものを取り戻す!

    とはいえ、今日本に居る日本人がブンジュ村に行ったからと言ってその感性を取り戻せるとは限らない

    逆も然りじゃないか
    日本に居ても日本人の感性を我々は取り戻せると思う
    荒波の中にある日常の中でも平穏を
    そして、愛と感謝を

  • 優しさにあふれた言葉。

    三歳の女の子から「相手を抱きしめる気持ちで話す」ことを教えてもらえ、雷に打たれた気がした。そんな気持ちで話したことなかった。

    そして「あなたはお母さんに抱きしめられたことがないの?それなら私が抱きしめてあげるね」と続いた言葉に涙が止まらなくなった。

  • 作り話という評価もありますが、日本人の精神性を見直す良い機会になります。

  • 2章構成のうち1章が分厚くメインの話。主役はペンキ画家のSHOGEN氏。
    専門や特技は、タンザニアのティンガティンガというペンキ画。ティンガティンガ村で描かれたものをティンガティンガと呼べるが、彼の居住地と活動拠点は本作の舞台となっているブンジュ村なので厳密には違うよう。
    絵の特徴としては、6色のみを使うこと。

    彼が絵を描く理由は、以下だった。
    この村で感じた温かさを絵を通して伝えたい。日常に溢れる小さな喜びを絵にすることで、日本人に幸せを感じる心や感性を取り戻してほしい。

    この本を読むと、日常では忘れがちな、でも生きる上でとても必要な、とにかく素朴でとにかく純粋なコトを思い出させてくれる。なんでも揃っていて多くの人が住む日本だとなおさら日々の暮らしの中で忘れてしまうが、でも生きる上で重要なことがここに書いてある。大人になるにつれても気がつかなくなりがちだ。今を生きる上で全てのものや人、コトに感謝することが大事だろう。

    この本は、彼のペンキ画家としての作品を挿絵で見ることができる。そのため、どのようなことを現地で感じ、どのような絵を描いて、それをどう伝えようとしているかがわかる。

    きっかけは冒頭に書いてある通り、この温かすぎて素朴な話を温泉で話してきたところにあるが、これからは温泉やわけわからない場所で唐突に話しかけられても聞こうと思う。こんな話が来たらめっちゃ面白いな

    逆に2章は特にいらないと感じる。安っぽい自己啓発本のテイストを擁してた。

  • スーパーエイトレンジャー(安田章大)
    2024/03/28

  • 名言が沢山!ショーゲンさんの絵がめちゃくちゃ癒される!
    心に留めておきたい言葉が多々ある素敵な本。
    現代は私も含め忙しさに流されてしまうので、少し立ち止まり心のゆとりを持ちたい。
    つい完璧を目指してしまうけど、そうじゃなくても全然良いんだと思わせてくれる。
    ご飯を食べて美味しいと感じ感謝する。
    「おかえりなさい」と言って家族を迎える。
    抱きしめたり、抱きしめられたりして温もりを感じる。

    永続的な幸せを手に入れるには「幸せを感じる心」を手にいれる。自分は既に幸せだったと知ること。
    ハッピー習慣(今日1日で嬉しかった事、笑えたこと等)を書き出す。

    印象に残ったこと↓
    ・ケンカはその日のうちに仲直り
    ・人の背中を一番押してくれる今年は「信じてる」
    ・人間の役割は愛すること、感動を表現すること 
    ・生きていく上で一番大切なのは、人間らしさ
    ・自分が、自分の一番のファンであることが大事
    ・世界の80人に1人は日本人




  • 人間はよいこととわるいことが起こった時に、悪いことを高く評価してしまうーープロスペクト理論ーーという話がある。すなわちフルコース料理の最後に髪の毛入りデザートが出たら、それだけで「最悪な食事」という印象が残る。他は幾ら、美味しくても。

    そんな頭のクセがある中で、なが〜い人生を幸せと感じる方が難しいと思ってきたが、本書ではタンザニアの村を舞台に「自分を大切にする」という視点から、幸せについてのヒントをくれた。未読の方は是非。

  • YouTubeでお二人を知っていて好きな方だったのでこうしてコラボしたことが嬉しかったです!
    内容は、ここに書ききれないほど大切なことばかり。どれも当たり前なのに、実は今の私たちにいちばん大切なことでした。便利になって何でも手に入り、他人の生活がいつでもチェックできるようになったこの世の中ですが、もう一度原点に立ち返り、今この瞬間をどう生きるか、何を感じるかにフォーカスすること、そしてそれらを歓喜することが幸せに繋がると学びました。
    ひすいこたろうさんの解説workも楽しかったです!

  • 空の青さに気づけるように
    ご飯が美味しいと思えるように
    人の優しさに感謝できるように

    心にゆとりと、豊かさを。

    躓きそうになった時、必ずこの本を思い出す
    当たり前の幸せに気付ければ、きっと大丈夫

  • 生き方として、まず自分が幸せになってから他人に貢献すること、他人のために何かをするのは良いが自分も楽しめることだけをすること、タイパを追求せず無駄な時間を楽しむこと、歓喜すること、五感を味わい今この瞬間を充実させること、などが示されていた。

    言っている内容はわかるが(絵にのめり込むショーゲンさんを、時間通りに終わって休息の時間を優先させるべきとするのはよくわからないが。楽しんでいることなら熱中しても良いのでは)、強引な(そして薄い)論拠を説教臭く押し付けてくること(他人の温もりを理解しない者の言葉には意味がない などは、科学的で建設的な発言を排除してしまわないか)などが少し鼻についた。

    でも、皆がブンジュ村の住人のように、現状に満足して生きれば、地球はもっとサステナブルになり、人々の幸福度(環境を壊して経済発展し続けてきてもちっとも上がらなかった)も上がるのではないかと思った。

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著者プロフィール

「視点が変われば人生が変わる」をモットーに、ものの見方を追求。『3秒でハッピーになる名言セラピー』がディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞しベストセラーに。他にも『あした死ぬかもよ?』『前祝いの法則』などベストセラー多数。4次元ポケットから、未来を面白くする考え方を取り出す「この星のドラえもんになる!」という旗を掲げ、YouTubeで「名言セラピー」を日夜配信中!

「2023年 『世界一たのしくてためになる「幸せ」の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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