身の上話 (光文社文庫 さ 11-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763206

感想・レビュー・書評

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  • 何年か前NHKでドラマ、武井の高良健吾がとてもよかった。
    最後のどんでん返しがいい。
    内容を知っていても楽しめる1冊。

  • 不倫相手との逃避行、宝くじの高額当選、殺人事件と古川ミチルがまさかと思うような事件に巻き込まれて、翻弄されて行きつく所。

  • 何?妻の話なのだとは分かるけれど、この人は誰?この人はいつ登場するの?と思いながら読んでいく。妻という人の驚きの人生が淡々と語られていく。そして、やっとわかった語り手の正体。

  • うーん。後半からドキドキして一気に読み進めはしたけど、ものすごいどんでん返しがあるわけでもなく、面白さはよくわからなかった…。『月の満ち欠け』も読もうと思ってたけど、保留かな。

  • 淡々と語られる身の上話。本当に淡々と語られるだけなんだけど何故か引き込まれる。
    ミチルもあーいるいるこんな女みたいな感じで佐藤正午さんの作品は初めてだったけど面白かった。他の作品も読んでみたいと思いました。

  • ドラマの「書店員ミチル」っていう語感から「書店ガール」的お気楽な話かと思ってたら、立派なイヤミス系だった。

    あんまり主人公が泥沼系の話って好きじゃないんだけど、最後の唐突な感じの終わり方が良かった。

  • じわじわきますね…おもしろいです…

  • 2016.5.23 書店のオススメだったけど、私には重すぎるので一旦中断。

  • ドラマ化

  • 衝動的な不倫と逃避行の先に待っていた宝くじの当選金 2億円。
    2億円の先に待っていた憐れな悲劇。
    悲劇の先に待っていた放浪と結末。
    丁寧な口調でつらつらと語られる身の上話の果てで待っているのは何か。
    もしくは誰か。

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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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