- Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334773922
感想・レビュー・書評
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戸籍のない状態で殺人の罪で捕まった超人的IQを持った少年を彼がかつて在籍していた闇組織が狙う。
出所後は平穏な日々を過ごしていたが、彼の周りで次々と事件が起き、周囲の人たちが巻き添えを食う。
という感じなのだが、闇の組織との頭脳戦などを期待していたがそうでもなく、周辺の人々が彼の過去や闇の組織について勝手に調べたりして、結局なんだったんだっけ?という感じ。
闇の組織がなぜ彼を狙うのかもいまいちピンとこない。 -
上下巻合わせて1,000ページ近く。最後の町田の一言が胸に沁みます。
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上下巻、完結。
二人の天才の歩いた道。 -
こういう展開のこういう話、と一言で説明するのが難しいくらいあっちこっちに広がるストーリーは先が読めなくて面白かった。時間も忘れて読み進めちゃうし、上下巻合わせてこんなに読んだの?マジ?という気持ち。
薬丸作品は重た〜い話ばかり読んでいたので、こういうのも書けるのか!と驚いた。いつも書くような現実味溢れる描写と比べるとキャラクター性の強い登場人物が多いが、それが浮きすぎないのがすごいなと感じた。
ただ、前半で広げまくった分、ラストはもう少し厚みのある展開だと良かったなと思う。
個人的にこの人の文読みやすくて好き。 -
下巻に期待したがさほどの展開もなく読み終わる。町田が入所していた少年院の元職員と、町工場主の娘が後半にみせる探偵行動については、とって付けたような展開が不自然である。それと、日本の闇を牛耳るフクサーを持ち出したわりには、ラストの尻つぼみ感は半端がない期待はずれだった。IQ160の町田のキャラが立っていただけに残念である。
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長編だけど読みやすい。天才とか孤独とか、シンパシーが結びつきを強めるが、良い方向にも悪い方向にも行く
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一気に読んでしまった
衝撃の連続