火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 1449
感想 : 170
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396342982

感想・レビュー・書評

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  • 想像の8倍くらい面白かった…
    キングダム的な主人公達の成長とアツい戦い…
    続編即ポチ待ったナシ。

  • 「パパ、この本メチャ面白い。チョーお勧めだよ」
    と、カミさん推しの時代小説「火喰鳥」を読んでみた。

    うーむ、これはヤバい。面白すぎる。
    こんな本があったのか。江戸随一と呼ばれた侍火消の物語。疾風の様なストーリー展開に心が躍る。感涙するシーンが何度も押し寄せる。

    魅力溢れる人物が駆け巡り、粋な会話が胸に響く。
    極め付きは主人公源吾の妻深雪。男性のみならず誰だって深雪のファンになるだろう。

    5年前の作品なのに既に13作まで続編が出ている。
    書評によれば、いささかの緩みもなく手に汗握る傑作が続くとのこと。こりゃ読むのが楽しみだ。

  • 今村翔吾さんのデビュー作なんですね。塞翁の盾に続けて読んでこれでまだ2作目ですが、同じく熱い職人物!最初から引き込まれて読みました。出てくる登場人物の個性が強くて魅力的です。特に深雪。最後は涙涙でした。

  • はじめての今村翔吾さんの作品!

    かつて江戸随一と呼ばれた火消しが、あるトラウマから職を辞して妻と貧乏暮らしをしていたが、突然壊滅寸前の火消組織の再建を任される。

    紆余曲折、個性的なメンバーが集まって人々に揶揄されながらもそれぞれの個性を生かした火消組織を作り上げる過程を描いている。主人公の松永源吾の過去も掘っていくので満足のいく内容。

    強いけど繊細な心を持つキャラクターが素敵だった。

    シリーズものなのでこれからゆっくり読んでいきたい。

  • かつて江戸随一の火消として名を馳せた男の再生の物語。気がついたら主人公と共に苦悩し、喜び、怒り、熱くなっていた。

  • これがデビュー作とは…凄い。
    仲間集めから始まる感じがワンピースぽくて好きでした。最終章は大火を前に奮闘する人達の思い、団結力に泣けました。続きも絶対読みます。

  • ①巻。仲間を集めるところから始まる。続きが楽しみ。

  • 今村翔吾さんのご本は初めて。
    すごく面白かったー!!!!!

    本屋さんでこのシリーズが平積みされてると、表紙が後ろ姿で統一されているから、とっても目立つんだよね!
    すごく格好良いの。

    で、読み始めたらこれまた最初っから格好良くて最後まで一気読み。
    最初のシーンも火喰鳥って呼び名もなんて格好いいんだっ!
    最後の方は胸が熱くなってしまい涙が出てしまったよ。
    続きも読まなきゃ。

    この胸熱な展開をみんなにも味わって欲しいよ。
    一冊の中でも、一話一話で展開があるから飽きずに読めるし、時代物読まない人でも読みやすいと思う。


    これ、海外ドラマの「シカゴファイア」並な規模でドラマ化して欲しいなー。

  • 図書館で「くらまし屋稼業3」が届くまでの間に、今村翔吾の作品を読みたくなり、思わずKindleでこのシリーズを大人買いしてしまった……。期待を裏切らない内容だった。なんか元気づけられるなぁ。当分、この世界から離れられないかも。

  • 人気シリーズの初巻。創作性が高いものの、当時の江戸の火事事情や田沼政治と敵対勢力の関係などが深く絡んでおり、歴史物としての奥深さもある。それでもやはり、エンタメ性が本作の魅力。77仲間を増やし巨大な敵に立ち向かう」という王道ストーリーを純粋に楽しむことができた。強いて言えば、最後の犯人逮捕までが長く、冗長的だった印象。

    最近、「天地明察」を読んだばかりなので、星十郎の出生の話はタイムリーであり、非常に興味深かった。

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。’18年『童の神』が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「イクサガミ」シリーズ、「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『湖上の空』『茜唄』(上・下)などがある。

「2023年 『イクサガミ 地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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