- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408534138
感想・レビュー・書評
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典型的なライトノベル。ヒッチコックの「巻き込まれ型」を連想させる展開は面白い。スピード感も伏線もいいが、軽過ぎる。ラストの、主人公のブラックな「ある決意」はこの作者らしさが出ている。
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<A HREF="http://blog.livedoor.jp/rebecca_taylor/archives/10959772.html">家族の絆</A>
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夫の愛人を殺した妻。4組の家族がそれを隠す工作をする。
最初から犯人の分かっている小説だけど、普通には終わらないのが東野圭吾。 -
途中、課題図書を何冊か読んだのですけど(下に書いてある感想のないもの)、ゲームの名は誘拐に続けて2冊連続、東野圭吾さんの作品を読みました。この作品は、最初から重いのですけど、意外な真相が隠されています。
伏線もいっぱいでしたが、私は違う結末を予想していました。ほっとする結末と言うのがあるのかどうか難しいですけど、そこを書いちゃうところがすごいなあ。
ちょうど、この本を読んでいる時に風邪を引いちゃって、本を脇に抱えて病院に行ったのです。受け付けで、病院の受診カード出そうとして、受付のカウンターに本を置いて、受診カードを探していたら、「あたしが殺したのよって怖い!」、、って看護婦さんが言うのです。よくみたら、本の帯に大きく「あたしが殺したのよ」って、、、今、思うと意味深です。2003.2.16 -
中学受験をめざす子供達4人とその両親が集団で別荘で、学習に取り組む。そこに事件が起きる。
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中学受験を控えた子供の居る四世帯の親子が勉強合宿に行った先で、殺人事件が起こる。
東野圭吾作品にしては何か物足りないかな、と思って読んでいましたが、最後の最後で感動してしまいました。 -
中学受験を控えた4組の家族が湖畔での合宿中に殺人事件に遭遇してしまうサスペンスもの。スラスラと読みやすいのでオススメ☆子供に対する親の気持ちがわかるかも?
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姫神湖別荘地で開催されている子供たちの勉強合宿と称したイベントに参加している藤間、坂崎、関谷一家と合流した並木俊介。そこへ高階英里子が忘れ物を届けに俊介を訪ねてきた。ある詮索を彼女に頼んでいた俊介は、その報告を聞きに、指定された時間へ彼女が宿泊しているホテルへと向かう。だが、彼女は現れず仕方なく俊介は別荘に戻った。戻った俊介は妻の美菜子から英里子を殺したことを告白される。藤間の提案で、事件を明るみにせず、死体を隠蔽する事を同意した俊介は湖の底へ英里子を葬り去った。
これまた途中で、結が判ったと言う・・・てか、こういう展開ならこの落ちしか無いわな(笑)
でも、こういう落ちは個人的に趣味です。好きですね。
不健全だけど、こういう始末の仕方はありえるよなぁーと思ったり。そう思うところに怖さがあったり。
心情を見事に突いてるという感じ。曖昧ちゃー曖昧なんだけど、この作品に関しては、この曖昧さが良い味だと。