レイクサイド

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 1115
感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534138

感想・レビュー・書評

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  • どうにもすっきりしない。意外性は抜群。
    子供が犯した罪を大人が隠蔽する。
    まぁその前に大人も犯罪を犯してたのだけれども。
    もうちょっとドロドロした人間関係やら
    その後の隠蔽の過程も見てみたい。子供の成長とか。

  • どんでん返し!

  • 受験を控える子供たち勉強合宿で集まった4組の家族。そこで起こる殺人事件。
    う~ん、設定、内容もけっこうありきたりというか、途中でグダグダ感を感じてしまうというか・・・。
    決して面白くないわけではないが、もうちょっとスリル・ショック・サスペンスがほしかった。

  • 内容(「MARC」データベースより)
    愛人を殺された夫。妻が犯行を告白する。そして夫は愛人の遺体を湖の底へ…。中学受験を控えた子供たちの勉強合宿のため、4組の家族が集まった湖畔の別荘で、いったい何が起こったのか!?


    出版社からのコメント
    出版社 実業之日本社販売本部:堀口達朗, 2002/02/26
    あなたは”真相”にたどりつけるか!/
    -東野圭吾からの新たなる挑戦状-
    待望の書き下ろし長編本格サスペンス!
    『あたしが殺したのよ』
    愛人を殺された夫。妻が犯行を告白する。
    そして夫は愛人の遺体を湖の底へ…。
    私立中学受験を控える子供たちの勉強合宿のため四組の家族が集まった湖畔の別荘でいったい何が起こったのか!?
    東野ワールドの魅力と本格推理の醍醐味を満載した意欲作!

  • 東野圭吾さんのレイクサイド


    この作品は比較的薄いのですぐに読めてしまうんですが、変に長い長編よりもとっても面白かった。読み終わった満足感もありました。


    別荘地に子供たちの勉強合宿という名目で四家族が集まり、そのうち主人公の男性の妻が女性を殺したと告白。その女性は主人公の愛人だった・・・・。果たして愛人を殺した犯人は誰なんでしょうか?というお話。



    普段本の解説は読まないんだけど、ちょうどこの作品は目を通してびっくり。
    さすが解説なんだけど、この解説者によると登場人物が内面描写されていない。って、言われてみたらそうだった!!主人公の内面描写されてないから、主人公がどの段階で真相に到達したかを伏せているそう。


    私も真相最後の最後で分かったし、途中で知らされたら面白くないからなるほど。と納得。普段はただただ作品を読んで面白かったぁ。とか、つまらなかった。など、読み終わった自分の気持ちしか感想に入れてなかったけど、解説読んで面白さが倍増しました。



    ただ、今から東野圭吾の作品全部読み直して解説してみろ。って言われたら辛いけど、こうやってミステリー作品を読み解いていくと、作品を何倍も楽しめるんだって知りました。


    一回目はただただ読んで、二回目は解説読んで色々勉強して知恵をつけた上で読むといいのね。なんて、今更なんですけど思い知らされました。


    だって、今まで解説なんて犯人が分からなくてどうしよう!!ってときにしか読まないもんね。


    特に今回なんて、解説読まなくても面白くって充実感いっぱいだったから、更に他の人の感想なんていらないよ。って思っていましたが、悪魔で解説ですからね。




    今回はいろんな意味で勉強になりました。



    あぁ面白かった

  • ★やはりラストの情感が★著者の小説は人物の描写はそう上手いとは思えない。特に前半はくさい部分が目立つ。それでも、スワッピングを強くにおわせながら、違う着地点に連れてこられるラストのたたみかける展開と、情に訴える思いにぐっときてしまう。これがうまいというのだろう。子供の同じ靴の伏線はやられた。

  • 結末はちょっと「あ~そうか~」みたいなカンジだったんだけど、
    一気に読んでしまいました。
    ラストまでは「どうなる?どうなる?」と、かなりドキドキして読みました。
    もう少し詳しく書いてほしい件もあったのですが、これは無かった方が良かったのかなぁ~と
    勝手に考えたりして。。。

  • ざっと読めた。決してつまらないわけではないが
    傑作とは言い難い。
    最後は、ある意味ハッピーエンド?微妙。
    こんなことがないと家族のきずなが深まらないのか?
    それってむなしい・・・。

  • 2009.12.8

  • 子どもの受験勉強のため、湖畔にある別荘で合宿を開いた4組の親子。
    そこで起こった殺人事件を隠蔽するため、4組の夫婦が協力して遺体を遺棄することにします。
    しかし、あまりの結束の強さに疑問を抱き始める主人公。
    そして事件は、意外な結末を迎える・・・。

    うーん・・・読みやすくてテンポはいいんだけど、なんか物足りない。
    家族の愛情が希薄ってところが、あたしには合わないかな。
    どうやら、家族愛モノに弱いらしいってことが最近わかってきましたf^^;

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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