レイクサイド

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534138

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ東野圭吾作品の中では、ちょっといまいちだったわ~

  • 東広島中央図書館

    4家族と塾講師が勉強合宿。その中、俊介の愛人の英里子が現れる。彼女は俊介の浮気相手であり妻の浮気調査をしていた。夜中に俊介と英里子は待ち合わせをしたが英里子は現れない。英里子は俊介たちの別荘で殺されていたのだ。それも何と、俊介の妻が殺したという…。そこから、4家族の奇妙な行動、殺人隠蔽が始まる…。

    3時間くらいで読了。結末が気になってサクサク読めた。裏口入学とか受験が関連してきて、そういう展開かー!と面白かった。途中で予想してた展開と違ってた。単に親が淫行パーティしてるだけかと思ってた。

    子どもの為にここまでできる親ってすごいけど、何かズレてるよな…。
    誰の子どもが殺したかわからない、事実がはっきりするよりも、うやむやにして責任を分散して行く親たち。そういう選択もあるんだな、て感じ。私なら、うちの子はしてない!と思って警察いくかな。作中の親たちはどこかやはり自分の子どもがしたんじゃないか、て気持ちがある。後半で、勉強しろとうるさくなくなってきた3家族の様子をみてると、それぞれ、自分たちの教育方針が間違ってたのではないかと不安になっている様が見えた。

    結局俊介は他の親たちと同じ道を選んだ。章太が犯人ではないかという思いに至ったから。

    でも、もしかしたら塾講師が犯人じゃないかな、とも思った。

    私はこう言う事態になったとき自分の子どもを信じれるような親になりたい。

  • 今月の9冊目。今年の26冊目。

    湖畔で起こった殺人をどのように隠ぺいするのかという話。結構予想できた話ではありました。ページ数も少ないのでさらさら読めます。まあ、ちょっと眠れない夜にでも。

  • 〈内容〉妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。


  • 別荘
    3組の夫婦
    中学受験
    殺人

  • ■何かあるな、って思ったけど早々と殺人が起きてびっくり。中学受験の合宿、そこで殺人が。。。うーん、いっきに読んだね!受験とか夫婦とかいろんな謎要因が落ちててどうなるのかと思ったけどそういう系でしたか。

  • ~あらすじより~
    愛人を殺された夫。妻が犯行を告白する。そして夫は愛人の遺体を湖の底へ…。中学受験を控えた子供たちの勉強合宿のため、4組の家族が集まった湖畔の別荘で、いったい何が起こったのか!?
    -------------------------------------------------------------------------------------

    後半、どんどん明かされる犯人と思わしき人物の動機や行動。最後のオチが悲しくもあり、皮肉だなぁと…。結局、読み出してそのまま一気に読破でした。

  • 昔に一度読んだことありました。
    2度目です。

  • 誰にも感情移入出来ず(自分に子供がいないから…?)後味があまり良くなかった

    正義、なんて常に移ろう
    正しさ、なんて儚いものだ

    人間って、ことをややこしくしながら生きる生き物だよな。と読みながら思った。最後のどんでん返しは秀逸。流石だと思ったけど、もうなんか、やりきれない。

  • 受験を控えた子どもを抱えた親同士の不思議な結束、合宿中に起きた事件を隠ぺいする為の裏工作。どこに真実があるのか?犯人は?動機は?東野圭吾は話のもって行き方、矛盾点がない事、どれもやっぱり見事だと思わされた。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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