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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784422100517
感想・レビュー・書評
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人を動かす。人間関係に関する世界的なロングセラー作品だ。国内430万部、全世界1500万部超というから凄いもんだ。
東条健一訳の新刊の方を先に読んだが、面白かったので別の訳でも読んでみようと手に取ってみた。
題名からは、上から目線で人に命令したり指図するようなイメージがまとうが、内容は全く違う。
むしろ逆。自らの言動、振る舞いを改善していくことで、「人(の心)を動かす」というのがテーマだ。
しかも90年近く前に刊行されていながらも色褪せないていない。
個性や多様性の重要性が声高に叫ばれる現代にこそ読まれるべき名著。心の機微や侘び寂びを重要視する日本人の精神性にもマッチしており、組織のリーダーやマネージャーを担っている人にはぜひおすすめしたい一冊だ。
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目次に書かれている原則を読むと、基本的な言葉が並んでいるが、この基本が難しい。
私の周りにいる、感じの良いママ友・人望がある上司・生徒から好かれていた先生‥、共通してこの基本の原則を自然と行っていた気がする。
いきなり全ての原則を網羅できないが、まず2つを実戦してみようと思う。
①人の名前を覚える。会話の際、名前で呼びかけるよう意識する。
②命令口調を使わない。(私の場合は、子どもに対して意識しよう)
悪い例
・あれしなさい。これしない。
良い例
・こう考えたらどう?
・これでうまく行くかな?
・これでどう思う?
・もし〇〇をしてくれたら、
△△が楽になるけど、どうかな? -
大学生の時に読みました。
人生の岐路に立つ人間として
この本から沢山のことを学びました。
人生で読んでほしい本ナンバー1です。 -
人を動かすことは大変難しいものだが、しかしその方法は本当に当たり前の事なんだと改めて気づく。(難しいのは相手を変えようとしているからで、自分が変わろうとしないから)自分優先の視点ではなく、相手ファーストであること。
相手を褒める、認めるというプラスのストローク方法はどの人材育成本でも共通。
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先日、『マンガで読み解く人を動かす』を読了し、原著もしばらく読んでいなかったので、久しぶりに再読しました。
今までに何度も読んでいますが、いつも気づかされることがあります。忘れてしまっていることや、今だから心に響くこと。理解はしているつもりだけど、できていないこと。
中でも心に響いたのは、シュワッブの言葉で、『他人の長所を伸ばすには、ほめることと、励ますことが何よりの方法だ。上役から叱られることほど、向上心を害するものはない。』というところ。家庭でも職場でも、忘れないようにしたいと思います。
また、有名なエピソードですが、『父は忘れる』。いつ読んでも感動、そして反省。息子にとって、いつもいい父でありたい、そう思います。 -
約90年前に出版されたとは思えないほど、現代に通じる人間関係において普遍的で大切にすべきことが多く書かれていた。長谷部誠の「心を整える。」の中に書かれていたお薦め本から来ましたが、通じるところがあると感じた。
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名著中の名著。
若かりし頃にも読んだが、最近読み返して新たな発見あり。
手元に置いて読み返したい本の一つである。
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世界的名著と言われる作品ですが、タイトルの「人を動かす」というよりも、人生を豊かにするための他者とのコミュニケーションの心得と捉えると良いと思います。あくまでもコントロールできる自分の振る舞いにフォーカスを当てています。
とてもわかりやすく新卒から管理監督職など仕事をしている人にも、また家族や友人との関係などプライベートなつきあいにも役立つ示唆に富んだ本だと思います。オススメ! -
人を動かす三原則、人から好かれる六原則などが丁寧に例を挙げて述べられており、どれも納得のできるものではあります。
サービス業や人と接するお仕事をされている方からすると割と日常的に行えていることが多かったりしますが、これが昭和の昔に出されたものなのに今でも通用するという点では真理が記されていると思いました。
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