マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478064788

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!今は何も持っていない(持っていることに気付いてない)と嘆いている人も何となく希望を持てるような内容だった。当たり前のことにいかに気付くか、色んな方向から考えられるかが重要。

  • 実は世の中の大半の問題は、ひとつの手法を使って考え続けるより、論理的な思考とマーケット感覚という二つのアプローチで両側から考えたほうが圧倒的に早く現実的で豊かな答えに到達できます。

    市場化が進む社会で高く売れるのは「良い商品」ではなく「需要に比べて供給が少ない」商品なのです。

    供給の少ないもので、強く求められるものは何か?と考える癖をつける。

    多くの日本人にはプライシング(値付け)の経験が決定的に不足しています。

    相場にこだわらず自分にとっての価値で判断すること。相場の価格にこだわっていたら「本当に欲しいもの」は手に入らず反対に「たいして欲しくもないもの」を高い値段で買ってしまうことにもなりかねません。

    確かに世の中にはお金だけで動く人もいます。しかし、大半の人はそんなに単純ではありません。私達のインセンティブシステムは、もっと複雑で繊細かつ、現実的なものなのです。

    問題があれば、まずは人間のインセンティブシステムを利用してなんとかできないか考えるべきなのです。そうすれば、嬉々として問題を解決する人が現れるのですから。

    もう一つの組織と市場の意思決定方法の違いは、組織が決めてから→やるのに対し、市場はやってみてから→決めるという点にある。

    ブログとTwitterは市場性が高く、フェイスブックやLINEは相対取引要素が強い。

  • まさしくタイトルにあるような「マーケット感覚」を養うための本。本当に著者のような方は日々アンテナを張って、世間を見ているのだなと感嘆。

    将来再読したい本の一。

  • 11.1 マーケット感覚を身につけよう

    「価値を見極め認識する能力」

    如何に「価値」に気付けるかは、その人の経験も重要。だからこそ、誰にでもチャンスはあるといえるし、理解をしようとしない限りいつまでも気付けない。どんどん経験し学ぼう!

  • 自分だけでなく、子どもたちにも将来読ませたいと思える本だった。

  • ●市場の選択が成功への第一歩
     (ex)低収入のイケメンはナンパ市場や、合コンでは価値が高いが、高収入で口下手は婚活市場で価値が高い
     そう言ったマーケットで戦うことが重要

    ●誰かに選んで貰うと言う価値
     (ex)①ユニクロの様な商品が多いブランドより、セレクトショップの様な、誰かが選んでくれたお店に価値がある
       ②北海道砂川市にあるいわた書店は、あなたにピッタリな本を10,000円分送りますと言うサービがある

    ●規則や罰則で解決しようとしない
     (ex)社員旅行を義務化➡︎一年に一度開催してた社員旅行を2年に一度にして、沖縄など豪華リゾートにする

    ●やってみてから考える(考えてから実行していては、トレンドに置いていかれる可能性がある)

  • 2015年の本であり、少し古く感じられる例もあったが、マーケット感覚を持って世界を見ることの重要性が分かりやすく書かれた良書。
    自分のアタマで、物の価値・自分自身の価値を問い直してみる、良いきっかけになった。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00627062

    月間200万PVの超人気ブロガー・ちきりんの最新作。マーケット感覚とは「社会の動きがこれからどうなるのか」「いま何がいくらで売れるのか」などがわかるアンテナやセンサーといえるもの。市場化が進む社会においてキーとなるこの新しい概念を、多様なビジネスと社会的事例を知る著者ならではの筆致で解説する。
    (出版社HPより)

  • 物の値段て買う側が決めてるよなーと思ってたけど、それがきちんと説明された感じ
    ANAとカツラの話になるほどなぁと
    コロナ前に書かれた本なのに、ANAはまさにその通りに価値の転換が起こっててびっくり

  • 記録
    他者の意見やテレビやSNSでみられる意見に惑わされず、
    自分なりの感覚(この商品なら〇〇円まで出せる、これはもっと高くても良いはずetc..)をまずは考えてみるのが第1歩と感じた。
    ちきりんさんの文章は読みやすいんで、経済とかマーケ感覚とか色んな説明がサクサク読める。

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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