絶叫委員会 (ちくま文庫 ほ 20-2)

著者 :
  • 筑摩書房
4.06
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本棚登録 : 1616
感想 : 177
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480430663

感想・レビュー・書評

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  • ほむほむの見てる社会は面白い

  • やはり面白い
    山田のちんこはまるっこいです

  • 著者の、言葉に対する鋭敏な感性をたっぷり堪能できる本。日常でふと耳にする偶然生まれたおかしな言い回し、つまり"偶発的なポエム"について考察しており面白い。文章的な「正しさ」から離れた言葉の魅力と、それをキャッチするセンスに惚れ惚れしながら読み終えた。

  • 偶然性による結果的ポエムの考察
    木下龍也さんの「詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you」を思い出した。私からすれば穂村弘さんとムロタは同じ眩しさを持ってる

  • 絶叫はしなかった

  • ひとつひとつが短いので、隙間時間に読むのにぴったり。言葉に対する作者の洞察も鋭くて面白い。

  • 面白い。
    世の中にはこんなに煌めく言葉が溢れているのか、と思う。
    何回も読み返して毎回笑ってしまう。オススメです。

  • 世の中の(本とか会話とかの)、枠におさまらない力のある言葉を穂村さんが紹介・検証してる本。

    めちゃくちゃ笑った。

    これだけ興味深い言葉や状況のネタがあるのがすごいし、その言葉や状況に穂村さんが感心して言語化してるのがあまりに的確だし、ほんとに面白かった。

  • 穂村さんがメモしているように、見返せば一瞬であの時に戻れるような、あの頃の自分の感覚を忘れたくないなぁ。
    それにしても、穂村さんの周りで聞こえてる会話は魅力的なものばかりだ。

  • 歌人であって言葉を生業とする著者のアンテナが感知した、暮らしの中に在って見過ごすことのできなかった言葉たちについてのエッセイで、感心したり、つっこみを入れたり、新発見したりする著者に、共感できるかどうかというところ。概ね共感。楽しく読んだ。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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