- Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480803504
感想・レビュー・書評
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【170112 読了】
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【収録作品】木は旅が好き/鶴/あのひとの棲む国/鄙ぶりの唄/疎開児童も/お休みどころ/店の名/時代おくれ/倚りかからず/笑う能力/ピカソのぎょろ目/苦しみの日々 哀しみの日々/マザー・テレサの瞳/水の星/ある一行
情報を鵜吞みにせず、周囲に流されず、自分で考えて生きようという、厳しく、強い姿勢に励まされる。 -
2015/08/22 読了
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辰巳芳子のような、威圧感のある人柄が表れているような気がする。なんか怒ってんだろうな。詩というよりエッセイという印象。「ピカソのぎょろ目」「マザー・テレサの瞳」 はよかった。
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友人が茨木のり子を絶賛してたので、図書館で読んだ。簡単な言葉なのになんでこんなに刺さる文を書くのだろうと思った。2011/043
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『自分の感受性くらい』がとても良かったので、タイトルと装丁にひかれて、半年ほど前に購入した
積読本にしていたのだけれど、今が読むべきときだと思い、眠る前に2・3編ずつ読み進めた
著者の最後の詩集で、全15篇からなる
「木は旅が好き」どこにだっていける
「お休みどころ」死をもって茨木さんの詩は真にお休みどころになったと思う
「倚りかからず」強さは優しさというのはほんとうだけれど、力を抜いていい場所だってあるのが救いだ
「苦しみの日々 哀しみの日々」つらいことは時間が少しは解決してくれるし、私も自己省察と感謝をするよう努力している
「マザー・テレサの瞳」私自身はマザー・テレサのことに関心はなかったのだけれど、無になることと慰藉の意味を考えさせてくれる
「水の星」茨木さんが宇宙について考えていた人だということ自体が、私には嬉しかった -
20120913
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全部読めてないんですが いちばん読みたかった 倚りかからずを読めただけでも
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迷いがある時にこれを読んだ。
揺るがないものってないのかもしれない。
でも、この詩集を読む時に
変わらない何かを感じる
そんな本です。