倚りかからず

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480803504

感想・レビュー・書評

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  • 天声人語で「倚りかからず」が紹介されたとき、私はまだ17歳だった。こんなにも力強い詩を書いたのが、気丈に歳を重ねた一人の女性であることを知り、彼女の書いたものを探して読むようになった。知れば知るほど強く凛とした世界だと思った。それ以来どんどん詩の世界に興味を持つようになって、今にいたる。私の世界を広げてくれた大事な一冊。

  • なんだか、自分がホント弱く生きているなぁということが思い知らされます。表題作も素晴らしいけれど、「マザーテレサの瞳」と「疎開児童も」が気に入った。

  • 詩集。

  • 気になる言葉を素直に辿ってきたら、この本があった。そうやって、この先もずっと続いてくって、確信してる。ありがとう。

  • 【目的】

    【引用】

    【感じたこと】
    『自分の感受性くらい』を21歳の頃に読み、すっかり彼女のファンになってしまった。
    そしてこの『倚りかからず』も名作。手帳に常に携帯している。

    【学んだこと】
    寄りかかるのは椅子の背もたれだけと言い切れる人生を送ることを意識する。

  • 先月亡くなった茨木のり子さんの1999年の集。1・時代遅れ 2・笑う能力 3・倚りかからず

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著者プロフィール

1926年、大阪生まれ。詩人、エッセイスト。1950年代より詩作を始め、53年に川崎洋とともに同人雑誌「櫂」を創刊。日本を代表する現代詩人として活躍。76年から韓国語を学び始め、韓国現代詩の紹介に尽力した。90年に本書『韓国現代詩選』を発表し、読売文学賞を受賞。2006年死去。著書として『対話』『見えない配達夫』『鎮魂歌』『倚りかからず』『歳月』などの詩集、『詩のこころを読む』『ハングルへの旅』などのエッセイ集がある。

「2022年 『韓国現代詩選〈新版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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