豚たちの沈黙 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M チ 4-7)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 107
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488275075

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ7冊目。いつもどおり面白いが、そろそろ毛色の違う感じも出してほしいかなと思う。今回はレストランが舞台なので、いつもにましておいしそうな食べ物がたくさん登場。そこが良かった。

  • 主婦探偵ジェーン・シリーズの第7作。

    近所にオープンしたデリカッセンで起きた殺人?
    やはり、日常生活の中で起きる事件が
    このシリーズの真骨頂かな。

    とうとう長男が高校を卒業し、
    自分の車を手に入れてバイトをしていたのが印象的。
    それと、
    ジェーンが眠れず、うとうとしたものの四時半に起きあがって、
    洗濯やら台所掃除やらを始めてしまい、
    結局事件解決につうじる鍵を発見するシーンかな。

    ゴミから重要なカギが発見されるところは、
    デジャヴな感じだけど。

  • お馴染み、主婦探偵ジェーンシリーズ。今回もきっちりと謎を解いてくれました。
    ロジックの組み立てが心地いいと感じるほど。しかも、言葉の端はしがアメリカーン!!なユーモアたっぷりでつい、笑ってしまうほど。
    長男と間もなく離れて暮らすようになるみたいで何かと心細い…けれど、ジェーンは相変わらず元気一杯なんでしょうね。ネルとのことも少しずつ~?
    のんびりゆっくり読み続けるつもり。

  • カバーイラスト / 西山 クニ子
    カバーデザイン / 矢島 高光
    原題 / "Silence of the Hams"(1996)

  • 主婦探偵ジェーン・シリーズ第7作。

    近所に新しくできたデリカテッセンの開店日に、嫌われ者の弁護士が店の倉庫で亡くなった。事故か他殺か判然とせず、長男マイクのアルバイト先がその店とあってジェーンは気が気でなく……。

    シリーズ初期とくらべると、ジェーンの子どもたちが少しずつ成長している様子が読み取れる。子を想う母としてのジェーンの心情にもらい泣き。

  • 7作目
    この頃「明日、今よりもデブになる~。」という替え歌を歌い続ける息子に「何が言いたいの?」は使わせてもらおう。。

    今回はまたご近所での事件で、友人知人を疑う展開。これはこの明るい本の流れでもちょっとつらい。
    でも、最後は明るい未来があるようで後味はかなり良い。
    久しぶりにスーザンがちょっと出てきてうれしい。

    「死ぬほど親切にするの。あたしのこと嫌いな人も多いけど、嫌になるほど親切にしてあげてるんで、なんで嫌いなのか自分たちでもわからず、恥ずかしくて口にも出せない。」ためになる~!ぜひ使わせてもらおう!

    「母親であるということは不治の病」

    「昨日はショックだった。あの子、自分の部屋を掃除したのよ。言われずに」「怖いよ、それ」「新しい時期に突入しかけてるのかもよ。」

  • 今回の原題「Silence of the hams」は「羊たちの沈黙 SILENCE OF THE SHEEP」から。

    新しいデリカテッセンが開店。そのオープニングフェアの最中、嫌われ者の弁護士がハムのラックの下敷きになって死んでしまう。
    そろそろご町内で殺人事件が多すぎではあるが、そこはシリーズだから仕方がない。毎回、捜査に乗り出すジェーンだが、そこもちゃんと理由がある。近所の誰かが殺人犯では安心できないではないか。特に今回は愛する息子のマイクがそのデリカテッセンでバイトをしている。息子の安全のためにも、犯人を見つけなければ!
    しかし、このマイク。羨ましいくらいの成長ぶりだ。ちゃんと母親の心配もわかっていて、親として文句の言えない対応。そうして今回もPTAの高校卒業パーティやら、姑とのやりとりだとか、ちゃんとそこには日常生活が横たわっている。
    捜査はあくまで余暇。主婦にはサボれない仕事がたくさんある。そう。主婦は忙しいのだ。 (2002-02-04)

  •  ⑦
     へら状門歯。古モンゴロイド。

  • 主婦探偵ジェーンシリーズ7

  • もうこのシリーズはまちがいない。いつでもおもしろくて安心して読める。ちょっとずつちょっとずつ子どもたちが成長しているのもまた楽しい。お年頃で扱いづらいケイティが少し大人になってる感じとか。

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