プロの資料作成力

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492044612

感想・レビュー・書評

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  • 資料を作る考え方から実際の色使いまで網羅されてて超実用的。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    1 プロフェッショナルの資料に求められるもの/2 意義がわかる資料の作成方法 「目的」「ターゲット」「メッセージ」の明確化/3 意味がわかる資料の作成方法 資料の構成を考える/4 意味がわかる資料の作成方法 情報の質と量を最適化する/5 意味がわかる資料の作成方法 ビジュアルオブジェクトのテクニック/6 意味がわかる資料の作成方法 ビジュアルエフェクトのテクニック/7 資料のクオリティを高めるヒント

  • 資料を作る上での準備、構成、見せ方を学べる

  • 内容が充実している。
    タイトル通り、資料作成力がつく

  • 【目次】
    1.プロフェッショナルの資料に求められるもの
    2.「目的」「ターゲット」「メッセージ」の明確化
    3.資料の構成を考える
    4.情報の質と量を最適化する
    5.ビジュアルオブジェクトのテクニック
    6.ビジュアルエフェクトのテクニック
    7.資料のクオリティを高めるヒント

  • 土居英司 12/7/19

    本日ご紹介する一冊は、日本IBMグローバル・ビジネス・サ
    ービス事業部、ラーニング&ナレッジ部門リーダーで、社内外
    ののべ1500人のコンサルタントに指導してきた清水久美子氏が、
    プロの資料作成ノウハウを説いた一冊。

    プレゼンの本にありがちな、テクニックやテンプレートの羅列
    ではなく、事前にどうプレゼンの戦略を立てるか、どうやって
    人を動かすロジック作り、ストーリー作りをするか、根本のと
    ころがよく書かれた一冊です。

    ロジックエラーがないかどうかをチェックする、5回以上のな
    ぜに耐えうるメッセージを作る、情報量を適切にするために因
    数分解するなど、わかりやすいメッセージ作りのノウハウが、
    丁寧に説かれています。

    また、実際に資料作成、プレゼンに携わる人のために、メッセ
    ージを整理するストーリーボードや聞き手を分析するプロファ
    イリングシート、チャート・グラフの見本など、ツールもたく
    さん掲載しています。

    【Before】【After】の形式で、良い資料と悪い資料の実例も
    載っているので、理解が深まるでしょう。

    人前でしゃべる方、資料作成を頼まれることが多い方は、読ん
    でおくと役立つと思います。ぜひ読んでみてください。

    ---------------------------------------------------
    ▼ 本日の赤ペンチェック ▼
    ---------------------------------------------------

    「意味を理解」してもらうためには、情報の量と質が適切で脳
    の本棚にちゃんと収めやすいような塊になっており、適切なイ
    ンデックスが付いて引き出しやすい状態にする必要があります

    「意義を納得」してもらうには、まず内容に論理的にエラーが
    ないことが必要です。しかし、ただロジックが通っているだけ
    では不十分で、感情的にもそれが受け入れられるかどうかがキー

    資料作成のスタート地点は、「相手にどんな行動をとってもら
    いたいか」という、資料の目的と達成すべきことを明確にする
    こと

    期待を把握した上で、それを裏切る、つまり期待を超える必要
    があります

    相手の使用言語にあわせる

    モノを買ってもらうプレゼンテーション資料の場合には、子ど
    ものおもちゃに見られるように、実際にモノを使うユーザーと
    お金を払うスポンサーが別という場合が意外に多く見られます。
    この場合、ユーザーである子どもがメインターゲットになり、
    スポンサーである親がサブターゲットになります

    相手が「Why」つまり「なぜやるのか」について腹落ちしてい
    ない場合には、滔々と具体的な「How」を語っても、無駄な時
    間になってしまいます

    ◆メッセージの要件
    1.ロジックエラーがない
    2.5回以上の“なぜ?”に耐えうる
    3.感情に染み入る
    4.前面に感情を出さない

    「相当な」「非常に」といった形容詞や副詞を使うより、「平
    均は1日だが3日以上」や「東京ドーム○個分」と数値を入れ
    て具体化したほうが、イメージがわきやすくなります

    情報量を適切にするテクニックの1つに、「因数分解」があります

    ◆表の加工のチェックリスト ※一部紹介
    罫線
    ・枠線は実線、セルの区分けは点線
    ・色は原則グレー
    ・太さは原則1pts
    セルの表記
    ・文字は左詰、数値は右詰、評価は中央

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ---------------------------------------------------

    『プロの資料作成力』清水久三子・著 東洋経済新報社

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    <楽天ブックスで購入する>
    http://bit.ly/OnD7Rf

    ---------------------------------------------------

    ◆目次◆

    Chapter1 プロフェッショナルの資料に求められるもの
    Chapter2【意義がわかる資料の作成方法】
        「目的」「ターゲット」「メッセージ」の明確化
    Chapter3【意味がわかる資料の作成方法】
         資料の構成を考える
    Chapter4【意味がわかる資料の作成方法】
         情報の質と量を最適化する
    Chapter5【意味がわかる資料の作成方法】
         ビジュアルオブジェクトのテクニック
    Chapter6【意味がわかる資料の作成方法】
         ビジュアルエフェクトのテクニック
    Chapter7 資料のクオリティを高めるヒント

  • ビジネス

  • 長年会社勤めをしてきて、組織/自分が考えていること、伝えるべきことを、資料にして発表・説明するということを繰り返してきました。
    しかし、既存資料を修正して作ったり、他の場で使った資料を使い回すということが多く、今回の説明相手にベストな内容だったのか?と、反省することも多くあります。
     
    この本の著書は、コンサルタント業務での経験を踏まえ、数多くの研修で講師を担当してきたという「この道のプロ」。
     
    本書は7章で構成されています。
     
    まず第1章で、ビジネスにおける資料に何が求められているのかを、定義しています。
    この中で、資料が伝えたいことが相手に"伝わる"ということについて、「意味を理解する」と「意義を納得する」の2つの意味があると説いています。
     
    その上で、後者の「意義」を伝えるにはどうしたら良いかについて、第2章で説明しています。
    第3-6にかけては、「意味」の伝え方についてのテクニックを伝授しています。
    最終第7章は、さらに一段上の資料に向かって考えるべきことを「おもてなし」というキーワードで挙げています。
     
    中盤の第3-6章の部分については、これまで読んできた類書と、共通する部分がありました。
    でも実践できていないのも事実。
    使用する言葉をしっかり定義すること、よく使われている言葉を使って思考停止にならないこと、因数分解という考え方で、項目数や文字数を整理すること等は、取り入れていきたいと思います。
     
    本書がユニークな部分は、前半の「意義」を伝える部分にあると、感じました。
    相手にどのような行動を取ってもらいたいか?という、資料の作成、説明目的。
    そしてこの資料を誰に説明するのか、その相手は何を望んでいるのか。
    当たり前のようでありながら、見落としがちな部分なので、本書に書かれている整理方法、チェックリストを活用して、実践していきたいと思います。

    油断していると、独りよがりな資料になってしまうなあと、気づかせてもらえました。
    この分野については今後も、継続して学んでいきたいと思います。
     
    『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください! 』川上徹也
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B00W4NAXB2
     
     .

  • わかる。とは。意味がわかるを、つまり、情報の量と、質が適切で脳に収めやすい。と意義がわかる。つまり、論理的、感情的に受け入れやすい。がある。
    資料作成のステップ
    1.目的 何のため
    3.メッセージ
    4.構成
    5.ビジュアル化

    目的の明確化。どんな行動をとってもらいたいか。何を理解してもらいたいか。どんな状態にするべきか。を考える。
    目的は一言でまとめる。

    ターゲットプロファイルを行い、何をどのように伝えるか方針を立てる。
    言われたことだけでなく、そこから深掘りし潜在的な期待を推し量る。
    言葉使い。業界用語に気をつける。
    メッセージはA(根拠)だから、Bすべきである(主張)という文脈に収まる必要がある。

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著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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