プロの資料作成力

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492044612

感想・レビュー・書評

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  • おもてなしの心

  • 実践的なスキルを身に付けたかったが、この本はスキルというよりは資料作成をする際の思考の話だったため、自分にはずれていた。
    ある程度資料を作れるようになり、もう一歩上達って段階になったときに読んだら参考になるんだろうなぁ。

  • 資料作成というと、自分がパワーポイントで時間かけてあれこれ詰め込めて…、そのことで満足して、相手に伝わらないものを作っていました。

    資料の作り方、相手への伝え方を料理に例えていて分かりやすく、具体的な方法も提示されていて早速実践できて良かった。

  • 「目的」「ターゲット」「メッセージ」の明確化することが重要で、資料作成のポイントを教えてくれる1冊。資料作成はまずこの1冊でよいのではないでしょうか。本のまとめ、ブログは以下に載せています。

    http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=168

  • パワポのテクニック解説本ではない。

    本書は説明する相手、意思決定者が理論的・感情的に受け入れやすい資料を作るための「おもてなしの心」を解説した本。

    Step 1. 目的を明確にする。Step 2. ターゲットを知り仮説を立てる。Step 3. メッセージ&ストーリーボードの作成。Step 3までがおもてなしの心を駆使する箇所で、ここまではパワポを使わない!この後はテクニックを駆使する箇所。Step 4. 資料全体の構成を考える。Step 5. ビジュアル化。

  • 書籍のオビにあった『一瞬で相手に伝わり、「Yes」を引き出す』というフレーズが気になって手に取った一冊。

    目的、ターゲット、メッセージ、構成、ビジュアル化のファイブステップでノウハウを説明していく流れになっているため、段階的に理解を深められると期待していたが、各チャプターの説明が冗長になりすぎていて、俯瞰的に内容を理解することが難しかった。

    個々のチャプターに書かれていることが自分の仕事に役立ちそうであることは間違いないが、それは個別最適な構成になっているに留まっており、書籍全体を通してみると、中身を包括的に把握しようとしても、各チャプターがディープすぎて、思うように全体像をつかむことができなかったのが残念。

    パワーポイント資料の作成に長けているのであれば、その点にもう少し配慮してもよかったのではないだろうか。

  • いきなりパワーポイントを立ち上げる等、資料を作成するときに陥りがちな点と本来やるべきことがすっきりと整理されておりわかりやすい。
    概念のみに終始せず具体的にどのような手順でやればよいか、何を考えるべきかについて書かれている。

    前半と後半にわかれており、前半は資料作成のための心構え、準備に、後半はビジュアルテクニックに分かれている。
    前半と後半の間に読み物の挿入もあり読みやすい。

    手元においておき、資料作成のたびに見直したいと思える一冊。

  • ・すぐに使えて実践的な資料作成の『手法』が満載。
    ・具体的なフレームワークとして具体化されているのですぐに現場で使える。さっそく、私自身もテンプレートをエクセルで作成し使ってみてます。

  • p29 まずはじっくり考え、紙に書く

    p30 1.どんな行動をとってもらいたいのか
        2.そのために何を理解してもらいたいのか
        3.そのためにどのような状態にするべきか

    p42 意思決定に働く「6つの心理」

       1.「返報性」
       2.「一貫性」
       3.「社会的証明」
       4.「好意」
       5.「権威」
       6.「希少性」

    p49 「メッセージ」=「主張」×「根拠」・・・「Aだから(根拠)、Bすべきである(主張)」

    p50 「5回以上のなぜ?に耐えうる」

    p53 エンターテイメントは日本語訳では「おもてなし」

    p93 わかりにくい資料の原因
    情報の量が悪い、情報の量が多い、情報の加工が適切でない、効果が効果的でない

    p104 考えが浅いほど文字量は多くなる

    p158 ビジュアルエフェクトには・・・それぞれ「シンボル」として使う、「ガイド」として使う、「演出」として使うという3つの役割があります。

    p176 資料作成においても構成の仕方やビジュアル化技術について地道にスキルを身につけていく必要があります。

    p179 積極的に他の方が作った資料を見るようにするとよいと思います。

    p184 目的をしっかりかくにんするのがレビュアーとして一番の責務になります。

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著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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