マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046852

感想・レビュー・書評

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  • 1.「自分」スタートではなく、「相手」スタート!自分が何をしたいかよりも、相手の期待を理解し、それに応えることを追求する!!

    ※自分の天職は、実は自分が決めるものではない。かもしれない。

    2.「いい商品」なのに知られていないものも無数にある。
    →「積極的に人に会う」「飲み会は大事!」

    3.真面目にいい仕事をしている人はたくさんいる。その中の何人かはさらにその上で、自分でアピールすることを怠らない。
    →欧米のグローバル企業でも、目立つことが6割。

    4.商品力を高めることもマーケティングの一つ。
    →実力も必要。

    5.「自分ができること」と「相手にできる人の多さ」のバランスを取る
    →同じ条件なら市場規模が大きい方を取る!

    6.偶然に全力で対処する経験の積み重ねでよりよいキャリアが形成される。実際に成功者のキャリアは偶然の積み重ねで形成されている。

  • マーケターのように生きるとは

    自分にしかない世界に欠けたピースを見つけ出すこと

    この言葉はもーー絶対に忘れない!!

  • 相手の立場に立って考えることはものすごく難しい。だからこそ伝え方や何度も接点を持っていく必要がある。この本の基本忠実に改善をしていきたい。

  • 自分の仕事は相手、対象がいて初めて成り立つので、
    相手の要求していること以上を考えて作業しないと
    いけないと改めて考えました。

  • 自分自身がマーケターないしそれにより作られた価値として振る舞う
    マーケター:相手の期待に応える価値提供者
    価値提供には:市場定義(相手は誰か)、価値定義(欲しいもの何か)、価値想像、価値伝達。
    市場定義、価値定義には関連するライバルを見つけて考えることが切り口として有効。
    市場選ぶには市場の大きさと自分のできることのバランス考える。市場は規模、成長性、競合、関連性(シナジー、リソース)の4つの切り口、価値は機能軸と感情軸の4象限で実利価値、保証価値、共感価値、評判価値(共感と評判は重複多い)に照らして抽出するのがコツ。
    伝えるプロセスは覚えてもらい、好きになってもらい、選んでもらう。覚えてもらうのと好きになってもらうのは、同じ次の行動を相手に行う。繰り返し伝える、自分ごとにさせる、心を動かす。
    これを身の回りの自分レベルに置き換える、つまり行動はマーケターのように、自分自身はマーケターが提供する価値(商品、サービス)のようにつくる。
    伝えるには相手は限られた時間、情報しかないので信用度はあらゆる情報より有名度と一致させて判断→ 目立て!=信用そして選ばれるために。

  • 何かに従属するでもなく利己主義を追求するでもなく、利他的に自己実現をしていく。それが「マーケターのように生きる」ということなのかもしれない。
    マーケティングの本質は利他的なものであり、利他を軸に生きるということは計画的偶発性理論にのっとってキャリアを形成することとほぼ同義であるのだな、というのが読後に得た気づき。
    マーケティングとはなんぞやを理解する入門書としても活用できそう。

  • 生き方にマーケティングの考え方をあてはめる。斬新。わかりやすい。納得。共感。

  • 凡人でも際立つ方法があるというのを示してくれている。が、若い人向けか。私ほどの年齢になると、求めに応じることよりも、自分がどう覚えられたいかを考える、という方に共感を覚える。でも結局は「『価値を伝える』のは、伝えるべき『価値』を身につけた後の最後のステップ」であるし、「真面目にいい仕事をしている人はたくさんいます。その中の何人かは、さらにその上で自分をアピールすることを怠っていないのです。そんな人たちを尻目に、自らをアピールせずにたた『見出してもらおう』と考えるのは、少し子どもじみた考えかもしれません」

  • マーケティングの基本的な考え方が整理されていて、さらにそれをキャリア形成や、仕事でどう活かせるか?についてまとめられています。相手ありき、という考え方が全てのベースにあります。マーケティングの基礎的な考え方をざっくり知りたい人におすすめ。

  • マーケティングをより分かりやすく噛み砕いた内容。
    複雑なマーケティング理論や事例などをシンプルに実際の生活に落とし込んで説明してくれている。
    具体的にこれをする、あれをするという事を明示するというよりは、概念や考え方を重視している。
    非常に参考になった。

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著者プロフィール

早稲田大学英文学専修卒業後、早稲田大学文学研究科仏文専修で修士課程修了。『捨てる英語勉強法ネイティブ英語は海外ドラマで学ぶ』(三修社)、『捨てる英語、拾う英語』(クロスメディア・パブリッシング刊)がある。

「2011年 『iPhone&iPadで英語をモノにする!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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