V字回復の経営: 2年で会社を変えられますか 実話をもとにした企業変革ドラマ

著者 : 三枝匡

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2001年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[バスタンテさんの感想 · 2007年12月14日]

どうすれば企業を変えられるのか？巻末についている「５０の要諦」だけでも読む価値があると思います。熱い心をベースに企業を変えいく、そのプロセスが語られます。

[g02a2928さんの感想 · 2007年9月29日]

コンサルというより組織を変革するっていうことがどういうことなのか、すごくわかりやすい。
やっぱり情熱が一番よね

[CFWMさんの感想 · 2007年9月22日]

【070922】
・秩序から混沌に落ち込むその瀬戸際に立たされたときに、脳細胞がもっとも活性化され、創造的な思考が湧き上がり、柔軟な行動が生まれ、新しい変化への適応が最も早く進む。<br>
・組織はその構成メンバーの大多数が、実際の自分の仕事の上で、「目的」と「意味」を鮮明に意識し共有しない限り、組織エネルギーを発揮しない。
・事業変革３つの原動力は、戦略、ビジネスプロセス（商売の基本サイクル）、マインド行動。

※仕事は人生をかけて命がけで取り組むもの。魂を揺さぶる仕事を。
　読むとテンション上がる。

[くまたさんの感想 · 2006年12月21日]

文句なしの５つ星。熱い、熱すぎる。
ビジネスパーソンとして、一生に一度でよいから、このような感動を現場で味わいたいものだ。

組織はほっておくと陳腐化してしまう。大きくなればなるほど、それは顕著だ。しかし、優れた戦略と、正しいプロセスと、そして情熱あふれるリーダーシップが組み合わさったとき、驚くような化学変化が起きる。

非常に参考になった。と同時に、ビジネスとは実は相当に厳しいものなのだという現実を突きつけられた。然るべきときに、然るべき者には、どうしてもやらなければいけない大仕事があるようだ。自分にはそのような舞台が巡ってくるだろうか。

[ガイアックスさんの感想 · 2006年8月23日]

ストーリー仕立ての本。経営が分かる。読みやすい。

[HiroCさんの感想 · 2006年7月31日]

小説仕立てで、筆者のアツイ経営論が記されている。精神論的な意味で、ビジネス本、コンサル本の中ではかなり有益。

[のりぞうの書庫さんの感想 · 2006年6月25日]

実際の会社の改善事例を小説タッチで書かれているところが読みやすさを増させる良書であると思います。経営者としてのマインド、改善のためのスキームをわかりやすく描写している本。

[K8さんの感想 · 2006年6月11日]

ちょっとジャンルわけが難しいんですが、事実を基にした小説ですね。業績不振に陥った事業部を立て直すまでのサクセス・ストーリーです。面白いですね。とりあえず展開がなかなかエキサイティング。挿図として出てくるパワポとかが現実に使われたものらしく、リアリティを増してます。小説でありながら随所に三枝さんの考えやアドバイスがあって、傍らに置いておくと現実に困ったときに助けになりそうです。頑張って仕事していこう、って人は読んでみて良いと思います。ここで書かれている仕事が直接関係なくても、役立つヒントが沢山あると思います。他の三枝さんの本も読みたいと思いました。

[ミムゾーさんの感想 · 2006年5月27日]

経営コンサルタントの筆者の実体験を元にした、企業再生ドラマです。小説のように描かれているので、本の厚みの割にとても読みやすい一冊です。
企業を変革するプロセスを克明に綴っており、「症状」と「要諦」がまとめられている貴重な一冊です。

[ktsuchixさんの感想 · 2006年5月9日]

2006/05/08

著者プロフィール

（株）ミスミグループ本社名誉会長・第２期創業者。一橋大学卒業、スタンフォード大学ＭＢＡ。20代で三井系企業を経て、ボストン・コンサルティング・グループの国内採用第１号コンサルタント。32歳で日米合弁会社の常務、翌年社長就任。次いでベンチャー再生等二社の社長を歴任。41歳から事業再生専門家として16年間不振事業の再生に当たる。2002年、ミスミＣＥＯに就任。同社を340人の商社からグローバル１万人超の国際企業に成長させ、2021年から現職。一橋大学大学院客員教授など歴任。著書4冊の累計100万部。

「2023年 『決定版　V字回復の経営 2年で会社を変えられますか？ 「戦略プロフェッショナル・シリーズ」第2巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」