ファシリテーション・グラフィック: 議論を「見える化」する技法
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2006年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532312886
感想・レビュー・書評
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話し合いの進行にともなって、ファシリテーターがどのようなことを考え、どのような行動を取りながら、ファシリテーション・グラフィックを描いていくのかを、4つのシーンで時系列で具体的に解剖?した第4章がとても参考になりました。
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【ファシリテーター(英語: facilitator)とは?】
会議やミーティング、住民参加型のまちづくり会議やシンポジウム、
ワークショップなどにおいて、議論に対して中立な立場を保ちながら
話し合いに介入し、議論をスムーズに調 整しながら合意形成や
相互理解に向けて深い議論がなされるよう調整する役割を負った人
――Wikipediaより引用。
本書は,そのファシリテーターの入門書,実践書です。
「見える化」は大切ですよね。
本書の事例のように,
うまく進行する自信がない(汗)。 -
「要約」と「構造化」がキモ。
フレームやまとめ方で「誘導」もできてしまうので、そのことを理解した上で、誘導しないことが大事。
「見える化」では、学校の先生方の「板書」にもヒントがありそうだと思いました。
分野にとらわれずに学んでいきたいと思います。 -
良い会議の時は、必ずといっていいほど板書の内容が良いなあ・・・
って感じていたので、どんなことをどんなふうに板書すればいいのかが知りたくてこの本を選びました。
1) なるほど!ポイント
ファシリテーショングラフィックとは議論を書くこと
これにより話し合いのプロセスを共有し、議論のポイントに会議参加者
の意識を集中することができる
2) 仕事に活かせるポイント
板書するときは
・発言をコンパクトにようやくする
・議論のポイントを強調する
・ポイント同士の関係を示す
※でもこれはすごくスキルの要る事だと思うので、本を読んだものの、
実践で使えるかは難しい・・・
でもこれを意識することは大事かと思いました。 -
ファシリテーションを視覚化する技術
すっっっごく勉強になった!! -
分かりやすい。
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議論を効果的に進めるためのファシリテーションの一環として、
ホワイトボードを上手く活用することは重要なポイントなのです
が、実際やってみようとすると、結構ムズカシイものです。
本書では議論の内容を、ホワイトボード等でビジュアル化する
ための技法や事例が豊富に掲載されています。
文字の大きさ、色、絵文字、補助線の使い方から、レイアウト
まで、様々なテクニックが紹介されています。議論の前半から
後半にかけて、どうやって描いていくかも豊富な写真とイラスト
で判り易く解説されています。
このレベルまでいくのは神業ですが、こうした上手い事例を
参考に、自分で場数を踏みつづけることがファシリテーション
上達に必要なのでしょうね。 -
後半の議論の過程でどのようにファシリテーショングラフィックを描いていくかの事例が参考になった。まずは普段のメモから、本書に書かれていた技を少しずつ使っていきたい。