任天堂“驚き”を生む方程式

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 227
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532314637

感想・レビュー・書評

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  • 任天堂の過去に関する部分については非常に面白い。任天堂の考え方が過去の歴史からつながっているというのも分かる。しかし、この本の上梓時点から問題になっている部分については残念ながら触れられていない。
    現世代機における任天堂最大の罪は、マジコン問題を半ば放置してしまった事にあると考える。パッケージのゲームには金を払わないのが常識という世代が完全に醸成されてしまった。その中であまたのソフトメーカーが討ち死にしてしまっていることについて任天堂はどう考えているのか。

  • これはエンタメ系な仕事をしている方は必読!
    新人にも課題図書として薦めてます。

  • 改めて、ビックリしました(^^;)
    花札やトランプを作っていた会社だったのは知っていましたが、紙巻たばこの流通網に相乗りして、広がったり、マリオは米国法人の社員が似ていたので、その方の名前をそのまま(^^)といった小ネタだけでなく、任天堂DNAを垣間見ることができ、これからの任天堂にまだまだワクワクさせられる一冊でした(*^^)v任天堂

  • 1日で一気に読みました。自分の世代に大ヒットしたゲームは、何を意図してどういう人がどのように作ったのか、が書かれており、興味深かったです。また、今は亡き山内社長と岩田社長の人となりがわかります。
    有名な動画「ゲーム機戦争」を見たことがあると、内容が入ってきやすいと思います。

  • 据え置き型はファミコン、スーパーファミコンにWii(数回使っただけでタンスで眠っている)、携帯ゲーム機ならゲーム&ウォッチに始まって3DSまでのほぼ全種でお世話になってます。本書が出版されたのは8年前の2009年。スマホゲームの脅威については最終章でチラッと触れられる程度だから、すでに“古典”の域に入るような内容だけど、フィロソフィーは変わってないわけで、それぞれのユーザー(カスタマー)だった時代を思い起こしながら読むと、いろいろ感じるものがあります。

  • 軽めなのでサラサラ読める。

  • 2016/07/06

  • ■任天堂の戦略
    ・岩田が社長になってからまずゲーム業界に何が起こっているのか分析した
    →ハードは売れるがソフトは売れないという現象
     (業界全体で、ハードは2倍売れているが、ソフトは11%現象)
    →ゲームが高度でリッチになった結果時間がかかるものに。そしてライトユーザーのゲーム離れしたことが原因では?
     (売れていたハードはPS2。これはDVD視聴ができるので、家電ユーザーを取り込んだ結果)
    →ゲーム人口の拡大、という戦略が決まる


    ■任天堂の文化
    ○ちゃぶ台返し
    ・良いものができるなら、ほぼ完成していてもいとわずやり直しにする
     そのために既に注文が入っていたりしていても関係なし

  • 任天堂、そして任天堂の数々のヒット商品を生み出した社員さんたちの情熱に圧倒されました。“驚き”を生む大変さと喜びが伝わってくる本です。ただ、任天堂と社長さんのスゴさが強調されすぎてしつこく感じたのでお勧め度は☆3で。立ち読みポイントは「任天堂」の社名の由来。山内さんのこの考え方、とても好きです。

    あと、Wiiが欲しくなりました。

  • 奇しくも3DS大幅値下げで
    任天堂が揺れているタイミングでこれ読んだんだっけ

    2代の社長は全く異なる手法でこの会社を引っ張り、
    同じように成功している、そこがなんだか不思議

    ビジネス本というよりは
    任天堂の哲学なるものを垣間見れる1冊です

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