三題噺 示現流幽霊 神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)

著者 : 愛川晶

• 原書房 (2011年4月22日発売)

感想・レビュー・書評

[春風ろくさんさんの感想 · 2011年11月5日]

安濃図書館。

[dsc11さんの感想 · 2011年10月5日]

名作や古典落語に交え、新作落語を作品内で披露。
面白い。

[ガブリーヌさんの感想 · 2011年9月2日]

怪しい手品師、狙われる老落語家、師匠いわくの山間の宿…。謎に合点し落語で披露、笑いあり涙ありの人気シリーズ第4弾。

[shuwachoさんの感想 · 2011年9月1日]

4

[ぴょんさんの感想 · 2011年8月9日]

シリーズ4作目。
とうとう馬春師匠が高座に復帰。
すんなり復帰というわけでなかったところも人物の性格が出ていてよかったなぁ。
これで終わりかしら？　と思ったらまた続きそうで嬉しい。
登場人物にも時間が流れていると知り合いのような気分になれるわ。
あー、また落語がききたくなってきた。

[mfsm2009さんの感想 · 2011年8月6日]

何度も何度も、作中に地震の描写がある。
それは、ミステリとして作品の成立に必要なものなのだけれど、３・１１の地震が起きたとき、作者はどうやら福島で、あとがきを書いていたようで、まさか作品よりも先にあとがきを書くわけではないだろうから、なんだか意味深に感じてしまってしかたがない。

あれから、何ヶ月もたって、ずいぶん遠いところにいるはずなのに、まるで被害をうけてないはずなのに、本を読むとき、震災から離れられずにいる自分がいる。
離れずにとことんつきあってみるのも必要だろうか・・・。

[bvboさんの感想 · 2011年7月20日]

神田紅梅亭シリーズ第４弾。「多賀谷」「三題噺 示現流幽霊」「鍋屋敷の怪」「特別編(過去)」３読んでないのに気づいた。読んでると落語聞いてみたくなるなあ。師匠の回復が進んでるようで嬉しい。

[マエダさんの感想 · 2011年7月20日]

シリーズ第四弾。
大好きなシリーズで、終わってしまうのかと思いきや続けて下さるそうです。
今後も楽しみです。

[pandakokeshiさんの感想 · 2011年6月28日]

さて、前巻で私の中で評価ががた落ちした（笑）馬春師匠ですが。

今回は汚名返上。

反則です。

とうとう高座にあがる馬春師匠。
しかし、思うようにリハビリが進まず……。

弟子への意趣返しと、最後の昔語りからわかる噺の謎の答えが粋です。

さっすが愛川さん。

これを見越しての前巻だったんだなぁと。

あとがきを見たらやっぱり今回でシリーズ終にしようとされていたんだなぁと。

でも続くんですね。
それはうれしい。

でも、そろそろ根津愛シリーズ読みたいなぁ……。キリンさんの年越えちゃったよ。

[よしこさんの感想 · 2011年6月22日]

今回も内容の濃い、いい話でした。落語、聴きたくなります。また続きが楽しみです。

著者プロフィール

愛川晶
一九五七年福島市生まれ。九四年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍。主な作品に『六月六日生まれの天使』『ヘルたん』『再雇用されたら一カ月で地獄に堕とされました』。落語ミステリーでは、『道具屋殺人事件』『芝浜謎噺』など「神田紅梅亭寄席物帳」シリーズ、『神楽坂謎ばなし』など「神楽坂倶楽部」シリーズ、『高座のホームズ』など「昭和稲荷町らくご探偵」シリーズがある。『太神楽　寄席とともに歩む日本の芸能の原点』（鏡味仙三郎著）では編者を務めた。

「2023年 『落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女』 で使われていた紹介文から引用しています。」