- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569768175
感想・レビュー・書評
-
さくらに化け猫の嫌疑。続いて差配の磯兵衛にも殺しの嫌疑⁉
成田屋の旦那と子分のように使われ始めた拾楽が事件を解決していきます
拾楽のが拾楽の言葉の裏に隠れている優しさ。これは分かる人もいるけれど、分からない人には分からない優しさ(成田屋の旦那、ご隠居、智子、おはまは分かっているらしい)このシリーズで作者が伝えたいことはもしかしたらそこかもしれない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は怪しげな呪い師との対決!
利助の兄さんや河内屋のお嬢さんのように、人間って現実が厳しいと耳障りのいいことを盲信するようになるんだよね。それがどこか怪しいとはわかっていても、現実と向き合うくらいなら、自分に都合のいいことだけを信じるようになる。
現代もそれは変わらないと感じる。むしろ、それは加速しているんじゃないかな。ネットで自分に都合のいい情報だけに触れて、それが真理だと考えてしまう。
なんだか怖いな。
磯の鮑 牛若の寂しさと真っ直ぐな忠義心が切なかった。犬系の話は涙腺緩む。
-
今回は、助けた狐が恩返しにと占い師に憑いて、、、。
それが大騒動に。
虐げられた元大きな商家の一人娘の怨念に振り回される。
今回も拾楽はサバの助けを借りていくつもの事件を解決する。 -
やはり本作でも人でないものが絡んでくる。
普通の人情長屋ものはないのだろうか?
本作はやはり掛井の活躍が拍手もの(笑) -
サバと捨楽はもちろん周りのキャラも面白い。捨楽がちゃんと自分で動いているのに、サバが子分を使って事件を解決しているように見えるのも楽しい。
-
シリーズ第四弾。
今回は拾楽が“御狐様”に悩まされる羽目に。
掛井の旦那の「良くも悪くも呪いが利かない性質」という、いい意味での“鈍さ”がナイスです。 -
今回は"ゆうれい"ではなく"あやかし"が関わる事件
いつも通り、三毛猫のサバが促して、サバの子分である絵描きの拾楽とイケメン同心の掛井の協力で解決する。
イケメン同心で荒事がからきしだめな掛井は、他にない特質を持っていた。まだまだ、他にも隠していそう。
そろそろ掛井を話の中心にすえて、掛井の過去を明かしてもらいたいね。 -
猫、苦手な方なんですが
このシリーズを読んでいると
猫好きになっちゃいそうです。 -
鯖縞模様の三毛猫サバが一番いばっている
「鯖猫長屋」で、利助・おきぬ夫婦が大喧嘩。
その裏に怪しげな呪い師の影が。そんな折、
サバの妹分さくらに化け猫疑惑が持ち上がり…。
「鯖猫長屋」シリーズ第4弾。 -
36