決断する力 (PHPビジネス新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569803302

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID:92120148
    請求記号:080||P||213

  • 東日本大震災における東京都の活動、そしてその旗振りをした猪瀬氏について述べられた本。
    単なる「地方公共団体」にとどまらない、日本の大局を見据えた東京都の決断を知ることができる1冊。

    東日本大震災が日本という国に大きな揺さぶりを与えたのは事実だし、震災以後の動向から無縁でいることは、日本国民の多くにとって不可能である。
    猪瀬氏は、東京都という直接被災したわけではない自治体の首脳であるにもかかわらず、日本の未来を思い、できることを果たした。

    日ごろからさまざまな出来事にアンテナを張り巡らせつつ、一見すると自分から遠い場所で起こったことであっても、その影響を常に考え、自分にできることを通して行動せねばならない、と感じた。

    ここ1年のネット論壇における震災観が凝縮された1冊なので、物珍しい言説は少ないかもしれないけど、現状と将来の現実的展望をしっかりと把握できる本だった。

  • P110まで読了。

  • 自画自賛のお話しが多かったですが、
    参考になる点も多かったです。
    震災時の原発への東京都消防の出動に関するエピソードは臨場感あります。

  • 震災の裏話にも言及した本。スピード感のある決断力に納得。

  • 震災発生からの政府や東電の行動に対しての苦言。
    対して東京都の迅速な対応について。
    リーダーの決断力のあり方を語られています。
    ツイートでの実際の話などが盛り込まれていて、現場の臨場感あり。
    被災後の日本で、サバイバルに生きよというメッセージあり。

  • 地方分権はすでに始まっていると感じた

    読書時間70分

  • 既存の枠にとらわれない小さなプロジェクトを立ち上げ、行動を見える化

    自助、共助、公助

  • 自助、共助、公助の3つの視点から考えるというのがおもしろい。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=9834

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著者プロフィール

猪瀬直樹
一九四六年長野県生まれ。作家。八七年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。九六年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。二〇〇二年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。〇七年、東京都副知事に任命される。一二年、東京都知事に就任。一三年、辞任。一五年、大阪府・市特別顧問就任。主な著書に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『黒船の世紀』『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』のほか、『日本の近代 猪瀬直樹著作集』(全一二巻、電子版全一六巻)がある。近著に『日本国・不安の研究』『昭和23年冬の暗号』など。二〇二二年から参議院議員。

「2023年 『太陽の男 石原慎太郎伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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