- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569803302
感想・レビュー・書評
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既存のルールに縛られずに、状況に応じて決断する。全ての情報を収集してから判断するのではなく、走りながら考える。即断即決。
共助を実現するために、自身が果たせる国民の義務とは何かを常に考えていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猪瀬さんの本、面白い。
副知事としての震災後の経験がたくさん出ていて、よかった。
努力しない人ほど不平不満をいい、仕事ができる人は打開するために提案する。不平不満不安を言う代わりにさっさと仕事に取り掛かるスピード感がある。解決が遅れると困る人が増えるという責任感が集中力をはぐくむ。
戦後の画一化された教育は変人の混ざり具合を下げる方向に働いた。JALや東京電力は秀才が経営していたからだめになった。変人が必要。
東京メトロは物凄い儲けているのに、運賃が安くならない。困った会社だ。猪瀬さん、なんとかしてくれ、、
東京都には職員が16万人もいるらしい。 -
都知事選に立候補した現副都知事である猪瀬氏の本。副都知事としての経験から学んだ内容が述べられているが、少し3.11後の危機管理のことに偏り過ぎている感がある。タイトルから期待した内容とにギャップがあり残念。ただ、1)人口減でジリ貧になるのを座して待つより、日本のインフラ技術で海外市場に打って出る、2)100万キロワット級の天然ガス発電所を東京に創るプロジェクト、3)自助、共助、公助の概念、以上の3点には共感出来る。 また本中で紹介されている氏の本、『昭和16年夏の敗戦』が、どうしても読みたくなった。石破氏の本でもかなりの良本として紹介されていた。実際の敗戦は20年だが、既に開戦前の16年には、日本はアメリカに敗戦する可能性が極めて高く、この戦争をはじめるべきでないとの結論が出て入たらしい。にもかかわらず戦争に向かっていったのはどんな理由からか。早く読みたい。
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2012/11/27読了。2h程度。
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動く政治家のあるべき指針について。
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Twitterとメルマガ、ブログなどで書いてきたものをまとめただけのものとも読めるし、震災後の活動記録なので、特に得るものはない。
副知事就任後の著者の作品は、内容に重複が多い気がするが、そういうものなのだろうか? -
猪瀬直樹さんの副知事としての取り組みがよくわかる本。
自分で自分を助ける「自助」をベースに、個人がともに助け合う「共助」、公的支援の「公助」の三要素を重ねていくのが今後の社会の方向性。
公助には限界があるので、余裕ある企業・組織が少しづつだしあって助け合うことが大切(共助) -
最初読み始めたときは、
なんだ自分の震災武勇伝かよ、と思ったけど、
読み進めるうちに、リスク管理についてわかりやすく述べられていて、
色々と考えされてしまった。
文章が非常に読みやすく、
本当に頭のいい人の書く文章はこういうものなのかと、
目から鱗だった。 -
筆者の本は初めて読んだ。
今まで、道路公団か地下鉄のおじさん(失礼!)ぐらいにしか思っていなかった。
が、この本を読んで理路整然とした著述の仕方はわかりやすく、読んでいて気持ち良かった。
「東日本大震災以降は、戦後ではなく災後。われわれは、リスクと向き合い、自分たちの責任で国難を乗り越えていかなければならない。」には共感した。
12/10/86-99 -
異常事態下での判断、行動やリスクマネージメントについて、論理的かつ具体的に述べられている。
後半の国や東京メトロに対する批判は痛快。
ただ、他の著書で書かれていることも多い。