- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239058
感想・レビュー・書評
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よくある設定ではある気がするが、どうもこういう系には弱い。思わずうるっとさせられた。
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桜が咲くと、春が来ると、この本を読みたくなる。山内桜良に会いたくなる。
彼女に出会って9回目の春が来た。
初めて彼女に会ったときのことは今でも覚えている。最後の80ページ、手が止まらず時間を忘れた、暗いリビングでのあの時のことを。初めて本を夢中になって読んだ。そして初めて本を読んで泣いた。
彼女に出会って人生が変わったと言っても過言ではない。本当に彼女からは色々なことを教えてもらった。
もう何回読んだかわからないけど、いつも必ず涙を流してしまう。日常の大切さを知っているからこそ幸せで悲しい。読み終える度に毎日を精一杯生きようと改めて決意する。
この本を手に取り読むという選択をした当時の私をいつまでも誉め称えたい。 -
高校生のドキドキ胸キュンストーリーとでもいいましょうか、マンガっぽいです。
余命一年と言われた女子高生と、一人でいることが好きなネクラ男子、どちらが1日の時間を大切にすべきか。余命一年でしょ、と普通に思うけど、確かに確率は低くても男子の方が明日何かの事件でなくならないとも限らない、だから、1日は二人にとって同じ大切さである。という理屈は、納得できるようなできないような… -
「君の膵臓を食べたい」この一言が全てだった。
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初めて読んだ時から桜良の考え方がロールモデル。
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最後通り魔に殺されるって、残酷すぎ…、嘘やーんって思いましたよ、最初。そんな死に方あり?みたいな。余命まで生きさせておくれーって思いましたよ。遺書がね、内容悲しくて悲しくって、泣けそうになりました。(結局泣かなかったけど。)
昔、九年前くらいにね、広告で「君の膵臓を食べたいっ!」って、桜良が言ってたの、印象に残ってて、読めてよかたー。(見つけた時、あれってなって!奇跡!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆) -
有名な小説だから読んでみようと思った。
読み出すと止まらなくなり、最後の方では泣きそうになりました。
映画もあるそうなので見てみたいと思います。 -
五年前、映画に感動するあまり、読書が不得意な自分が初めて読了した小説。当時は文庫本で読んだのだけれど、ある時からどうしても一番最初に刊行された単行本で読みたくなって、読書が大好きになった今、ついに購入して再読しました。
素晴らしいです。好みとしても作品の仕上がりとしても、今まで読んだ小説の中で個人的にトップクラスです。
やはり、何度触れても感動しますね。主人公とヒロインの考え方、視点が本当に素敵で、生きることの勉強になります。
また、感動要素だけでは終われなくて、本作の会話劇や言葉遊びってとっても面白いんです。ここはどうか伝わっていてほしい……! いやさすがに伝わっているか笑
そんな感じで本作からは学ぶことが大変多くて、初めて気になったフレーズの記録をしてみましたが早い段階で10個いきました。挙げればまだまだ出てきそうです。
青春小説、感動する小説、優れた小説を読みたい方にオススメです!
「君の膵臓をたべたい」
こんなにも物語を表すのに相応しい一文は他にないかもしれません。