- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575240979
感想・レビュー・書評
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湊かなえ節!って感じのえぐさだったなあ。救いがない。
どんでん返しのようなものはないけど、こことここをそうつなげるかあ、という……。
これは全力で褒めてるのですが、しんどいときには読みたくない作家です。それがすごい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
救いようのない作品といえば、湊さんぐらいしか
まだ出会ったことがない。
いつだって、犠牲になるのは子どもだと
様々な境遇のストーリーを読み進めながら痛感した。
いじらしく、必死で、みんなそれぞれ抱きしめてあげたくなる子ども達。
初っ端から、未来の自分からの手紙がくる、という設定で、ぐいぐい引き込まれて、あっという間に読了。再読したら、また違った発見がありそう。 -
湊かなえさんらしい作品で、世界に引き込まれました。
暗い物語。壮絶な生い立ちの元育った人の物語。
子供ながらに何とか考えて生きていく姿に心を打たれた。
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20年後の未来の自分から手紙を受け取った少女たちが過酷な状況に希望を灯す話。
…にしても未来というタイトルが切ない。過酷な状況も辛くなるが話に飲み込まれていくのはさすが湊かなえ先生。 -
湊かなえさんの著書で、個人的には久しぶりのヒット。物語への引き込まれ方が本当に素晴らしかった。読み終えてなかったのは納得感。
多くの人に勧めたいが、暗いお話が苦手な人は避けた方が良いかと思います。そもそも、その場合はこの著書の作品は合わないと思うのでこの忠告は杞憂か。 -
気持ちが暗くなるのを分かりながらつい読み進めてしまうのが湊かなえワールド。2日で読破した。
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2020年10月17日読了。
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救いがない物語と思ったが、これが現実な人もこの世にはいるのだろう。
正直、このような物語に触れたとき、どう受け止めるべきか困惑する。