- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575240979
感想・レビュー・書評
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自分はなんて裕福で幸せに育ててもらったんやと親に感謝したくなった。世には出てないけど、あぁいう家庭もたくさんあって、声をあげれない、あげかたが分からない子どもたちもたくさんいるんやろうなと。
先生という仕事、やりがいはあるけど負担大きすぎない?とも思った。ひどい親のもとに生まれてしまった場合、基本的に子どもは先生以外ほとんど頼れないんじゃないかな。でも先生だっていろんな人がいる。全てが運ゲーでは?なんか怖くなった。子どもも大人ももっと生きやすく多様性が認められる社会になればいいな。そうなればいいなと願ってるだけじゃどうにもならんから、まずは身近な人へ優しくしようと持った。
あと、湊かなえさんの伏線回収劇が毎度大好きやから、読んでる最中も早く最後まで行きたい、今回はどんなどんでん返しが!?と期待して読み進めてるだけに、少しだけ物足りなさを感じた。
伏線回収できてなくない?とおもう部分も何点か残ってて、少しだけモヤッと。え、これで終わり?と思ってしまった部分も正直ある。
でも良い作品でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
しょうこママとしょうこパパの結婚の裏にあったあの事件にはビックリ!最後の終章で伏線回収できて気持ちいいー笑
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400ページ超えの長編を一日で完読。スイスイ読めたけど、特に印象に残る内容ではなかったかな。読み切った満足感を得られなくて残念。
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唐突に始まる各登場人物の視点からの物語、読み進めて行く事で見えてくるそれぞれの人物関係と時間軸。こう繋がるのか…と最後まで話が予想出来ず楽しめた作品。
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作者伏せられても湊かなえさんと分かるくらい、湊かなえさんの作品です。さすがイヤミスの女王
表現は繊細だし、視点の切り替えも鮮やかで読みやすい -
二人の不幸な少女に送られてきた、20年後の自分からの手紙。「未来の貴女は、とても幸せよ」
その手紙はどうやって未来から届いたのか⁈
彼女達は本当に幸せになれるのか?
物語に引き込まれながらも、あまりに辛い彼女たちへの仕打ちに目を背けたくなった。
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最初はファンタジーかと思ったけど
さすが、と言うべきか。
イジメや虐待、金銭問題など
今の社会でも度々問題となる出来事を盛り込み
イヤミスの女王だな、と感じた。
手紙の正体を考えてしまうと
「ハイテンション」の言葉も
悲しみに包まれてしまう。
そして、手紙が未来からのものではないのなら
弟はなぜ最後に嘘をついたのか。
なんにせよ、ちゃんと話を聞いてくれる大人が
少しでも増えることを願って。
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不幸の連続で暗くなった。いじめ、虐待、、、つらすぎる。。。話が繋がってるのはすごいけど、湊かなえもう読みたくないかも、、、