- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575246810
感想・レビュー・書評
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最後に対峙した2人の会話の噛み合わなさが本当に怖かった
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現代の半グレ、ヤクザの反社と国を牛耳る広告代理店、都、国のその付き合い、金、権力をほしいままに生きているやつらは、決して消滅しない。SNSの時代は本当にそうなのか。本の結論は、至極真っ当。勧善懲悪がいいけど、そんなに上手くは、いかない。本は、いい。
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書店で見かけると無条件に買いたくなる作家。
恐ろしいことを書いていても端正。
この作品も読んでびっくり、
代理店と半グレ(最早同類に思える笑)に関わる最近の事象をよくここまでお話に。 -
現代社会の闇の部分が2人の物語で綴られている。
海斗と翔太…明暗のコントラストがくっきりした人生のように見えるが…罪と罰…結局人は何を学び何を想い、何をするかだなと。
学ぶべきは人との出会いから…
人との出会いは時に人生を大きく左右するのだと改めて思う。
一気に読了。
面白かった。 -
帯にある通り、読みだしたらどんどん引き込まれてしまいました。本を読むことで自分なりに少しでも何かを学べたらいいなと思います。
今年最後にこの本が読めてよかったです。 -
筋書きや設定はベタだけど、正反対な主役二人の心の動きがそれぞれ生々しくて読み応えあった。
二人の人生の浮き沈みと心を変様を丁寧に追った後だからこそ響くラストシーンは特に良かったです。
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最近はこの類の系統の小説が多いが、皆似たり寄ったりで新鮮味がない。
この小説も二人の半グレの生きざまを描いたものだが、デジャヴ感あり今ひとつ。
パターンが同じようで、言われるほどの評価はないと感じた。